埼玉スタジアムから帰ってきました。今日は夜遅いので、撮ってきた写真を貼っておきます。
遅くなりましたが昨日の浦和対アルヒラルの観戦記です。アルヒラルはFWのマレガをベンチからも外し、出場停止のアルドーサリの代わりに、ペルー代表MFカリージョを起用してきました。カリージョは2019年のACL決勝で、対面の左アウトサイド関根が徹底的に崩された、鋭いドリブルを持っています。アルヒラルの布陣は4-2-3-1で、カリージョの位置はトップ下でした。
アルヒラルはフィジカルが圧倒的に強い相手でした。主審の中国人審判が、接触プレーをほとんど取らないジャッジをしたので、浦和がカウンターを狙おうとしても特にトップ下の小泉のところは潰されました。カウンターが繰り出せないということは、浦和にとっては最も恐れていた、ハーフコートマッチにして一方的に押し込まれる展開にされました。
また、アルヒラルの強みには両サイドの個人技があります。カリージョが中盤のいろんな位置でさばいてから、右MFのミシャエウや左MFのアルハムダンが個人技で抜きに来るので、浦和はそれに対応するために攻撃的MFの関根や大久保が守備に参加せざるを得なくなりました。それでも、このゲームの興味が最後まで続いた要因に、GK西川がファインセーブを何度も見せたことが挙げられます。
前半21分、バイタルエリアからのアルハムダンのシュートを、GK西川が止めてピンチを逃れます。また、カリージョが入れてくるCKやFKも脅威でしたが、西川はそれに正確に対応し、可能な限りハイボールをキャッチして流れを切ります。そんな浦和苦戦の流れの中、前半29分にビッグチャンスが来ました。右サイドを突破した酒井宏樹のクロスに、興梠がジャンプしながら合わせるシュートがありましたが、これはクロスバーに当たってノーゴールになります。
何本も入れてくる相手クロスは浦和にとって脅威でしたが、浦和の強みであるCBのショルツとホイブラーテンが、無理に難しいプレーをせずに頭で触ってCKに逃れていました。こうなってくると、1stレグで感じたアルヒラルの弱点も出てくるかもと期待しました。それは、前半は圧倒的でも、運動量が落ちてきてどこかで浦和ペースにできるということです。
それでも、前半41分にはカリージョが遠目から思い切って狙いますが、これもGK西川がファインセーブで流れを切り、前半は0-0で折り返すことができました。これなら、アウェイゴールで0-0の引き分けなら浦和優勝という条件を利用して戦うことも可能と、圧倒的に押された苦しい展開の中でも、ちょっと期待している自分がいました。
後半については、明日マニアック分析で補足します。
遅くなりましたが昨日の浦和対アルヒラルの観戦記です。アルヒラルはFWのマレガをベンチからも外し、出場停止のアルドーサリの代わりに、ペルー代表MFカリージョを起用してきました。カリージョは2019年のACL決勝で、対面の左アウトサイド関根が徹底的に崩された、鋭いドリブルを持っています。アルヒラルの布陣は4-2-3-1で、カリージョの位置はトップ下でした。
アルヒラルはフィジカルが圧倒的に強い相手でした。主審の中国人審判が、接触プレーをほとんど取らないジャッジをしたので、浦和がカウンターを狙おうとしても特にトップ下の小泉のところは潰されました。カウンターが繰り出せないということは、浦和にとっては最も恐れていた、ハーフコートマッチにして一方的に押し込まれる展開にされました。
また、アルヒラルの強みには両サイドの個人技があります。カリージョが中盤のいろんな位置でさばいてから、右MFのミシャエウや左MFのアルハムダンが個人技で抜きに来るので、浦和はそれに対応するために攻撃的MFの関根や大久保が守備に参加せざるを得なくなりました。それでも、このゲームの興味が最後まで続いた要因に、GK西川がファインセーブを何度も見せたことが挙げられます。
前半21分、バイタルエリアからのアルハムダンのシュートを、GK西川が止めてピンチを逃れます。また、カリージョが入れてくるCKやFKも脅威でしたが、西川はそれに正確に対応し、可能な限りハイボールをキャッチして流れを切ります。そんな浦和苦戦の流れの中、前半29分にビッグチャンスが来ました。右サイドを突破した酒井宏樹のクロスに、興梠がジャンプしながら合わせるシュートがありましたが、これはクロスバーに当たってノーゴールになります。
何本も入れてくる相手クロスは浦和にとって脅威でしたが、浦和の強みであるCBのショルツとホイブラーテンが、無理に難しいプレーをせずに頭で触ってCKに逃れていました。こうなってくると、1stレグで感じたアルヒラルの弱点も出てくるかもと期待しました。それは、前半は圧倒的でも、運動量が落ちてきてどこかで浦和ペースにできるということです。
それでも、前半41分にはカリージョが遠目から思い切って狙いますが、これもGK西川がファインセーブで流れを切り、前半は0-0で折り返すことができました。これなら、アウェイゴールで0-0の引き分けなら浦和優勝という条件を利用して戦うことも可能と、圧倒的に押された苦しい展開の中でも、ちょっと期待している自分がいました。
後半については、明日マニアック分析で補足します。
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