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毎度恒例オフネタで、ミシャサッカーの右アウトサイドに定着しているスプリンター、平川忠亮選手を取り上げます。俊足で鳴らした岡野雅行(現鳥取GM)が、平川のことを「チーム一の身体能力を持っている」と評価していました。
平川は、静岡県の名門、清水商業で小野伸二と同期でした。高卒でプロ入りした小野伸二とは違って、平川は筑波大を卒業してから浦和に入りました。皮肉にも小野伸二の移籍金で次の時代の中心選手を発掘しようとしたプロジェクトの一人でした。
もっとも、平川が得意としている右アウトサイドは山田暢久がポジションを確保していました。平川はアマチュア時代にやったことのない、左アウトサイドで初めて出番を得ました。そこで、右足のアウトサイドキックでクロスを上げる工夫を見せて路木からポジションを奪いました。
この経験が効いて、平川はいろんなポジションで起用できる便利屋になりました。左足のクロスも努力して蹴れるようになり、固定したポジションはなくても多くの試合に出場します。ギドにもオジェックにも信頼され、当時の日本代表監督のオシムの雑談に登場したときは「平川日本代表入り」という記事がスポーツ紙を賑わしたこともあります。
現監督のミシャからは、右アウトサイドで起用されています。細かい技術ならライバルの関口にはかなわないですが、平川の優れた点は自陣に戻る速さです。浦和のサッカーは守備時の5-4-1から攻撃時の4-1-5に切り替えるときに弱点を抱えていて、そこでつまらないパスミスがあると一気に崩壊するリスクがあります。
そういうときの危機管理要員が平川で、何かあれば戻ってクリアで処理することで、ミシャサッカーを機能させた実績があります。毎年、平川のポジションは補強ポイントにされ、即戦力を補強されていましたが、しっかりポジションを守り今年35歳を迎えました。
地味な選手なので、ミスターレッズと呼ばれることはないでしょうが、平川がレッズのために貢献してくれたのは確かです。何かの形で、引退後も浦和に関わって欲しいです。
平川は、静岡県の名門、清水商業で小野伸二と同期でした。高卒でプロ入りした小野伸二とは違って、平川は筑波大を卒業してから浦和に入りました。皮肉にも小野伸二の移籍金で次の時代の中心選手を発掘しようとしたプロジェクトの一人でした。
もっとも、平川が得意としている右アウトサイドは山田暢久がポジションを確保していました。平川はアマチュア時代にやったことのない、左アウトサイドで初めて出番を得ました。そこで、右足のアウトサイドキックでクロスを上げる工夫を見せて路木からポジションを奪いました。
この経験が効いて、平川はいろんなポジションで起用できる便利屋になりました。左足のクロスも努力して蹴れるようになり、固定したポジションはなくても多くの試合に出場します。ギドにもオジェックにも信頼され、当時の日本代表監督のオシムの雑談に登場したときは「平川日本代表入り」という記事がスポーツ紙を賑わしたこともあります。
現監督のミシャからは、右アウトサイドで起用されています。細かい技術ならライバルの関口にはかなわないですが、平川の優れた点は自陣に戻る速さです。浦和のサッカーは守備時の5-4-1から攻撃時の4-1-5に切り替えるときに弱点を抱えていて、そこでつまらないパスミスがあると一気に崩壊するリスクがあります。
そういうときの危機管理要員が平川で、何かあれば戻ってクリアで処理することで、ミシャサッカーを機能させた実績があります。毎年、平川のポジションは補強ポイントにされ、即戦力を補強されていましたが、しっかりポジションを守り今年35歳を迎えました。
地味な選手なので、ミスターレッズと呼ばれることはないでしょうが、平川がレッズのために貢献してくれたのは確かです。何かの形で、引退後も浦和に関わって欲しいです。
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