先日、西武ライオンズから発表があり、西鉄時代のエースだった稲尾氏の24番を永久欠番にすることがわかりました。私のような埼玉時代になってからのファンだと、24番?秋山?平野謙?というイメージができてしまっている番号ですが、確かに稲尾選手の残した実績は今の選手で言えばダルビッシュ並みのものです。
稲尾が持っている、シーズン42勝の日本記録は、当時エースを酷使した時代の証明なので、今後更新は不可能でしょう。ダルビッシュは先発投手は中6日という時代に育ったエースですから、勝ち数ではかないませんが、単純に比較できるのは防御率です。稲尾の生涯防御率は驚異的な数値で、1.98と若手時代や引退寸前の時期を含んでいながらの1点台はすごいとしか言いようがありません。
ダルビッシュが稲尾並みなのは、その防御率で、ダルビッシュも日本プロ野球時代は1点台の防御率を持っています。正直、ダルビッシュが通用しなかったらメジャーリーグは日本から2度と選手を取らなくなるのではと思うほどの、日本プロ野球が生んだ傑作だと思います。稲尾も、当時の日本プロ野球のレベルは高くなかったかもしれませんが、全盛期ならメジャーでも通用したと思います。
実際、稲尾のエピソードで面白いものがあります。記者の質問で、「もし100球投げたら何球ストライクになるか」というものがありました。稲尾は「球種とかコースは関係ないですか」と念を押して答えたのは「それなら100球ストライクですね」という回答でした。これは驚くべきことで、100球も投げて1球もボール球にならない自信があるというのはよほどの制球力があるからと思います。
ダルビッシュはボール球を振らせる投手なので、意図的にボール球を投げますからダルビッシュが同様のことをできるかどうかはわかりませんが、今のプロ野球は変化球の種類が増えており、私が野球を見ていた少年時代にはなかった「ツーシーム」「カットボール」などといった新しい変化球を自分のものにしているところはダルビッシュの優れたところです。
これからのメジャーの実績次第かもしれませんが、ダルビッシュも稲尾を追いかけるところまで来たというのは大したものです。メジャー初の最多勝とか、サイヤング賞(最優秀投手)とか夢はどんどん膨らんでいますが、ダルビッシュ本人は「まだ対戦相手を知らない状態なので、いきなり防御率1点台などは無理」と言っています。今年は1年間ローテーションを守れば上出来だと思っています。
稲尾が持っている、シーズン42勝の日本記録は、当時エースを酷使した時代の証明なので、今後更新は不可能でしょう。ダルビッシュは先発投手は中6日という時代に育ったエースですから、勝ち数ではかないませんが、単純に比較できるのは防御率です。稲尾の生涯防御率は驚異的な数値で、1.98と若手時代や引退寸前の時期を含んでいながらの1点台はすごいとしか言いようがありません。
ダルビッシュが稲尾並みなのは、その防御率で、ダルビッシュも日本プロ野球時代は1点台の防御率を持っています。正直、ダルビッシュが通用しなかったらメジャーリーグは日本から2度と選手を取らなくなるのではと思うほどの、日本プロ野球が生んだ傑作だと思います。稲尾も、当時の日本プロ野球のレベルは高くなかったかもしれませんが、全盛期ならメジャーでも通用したと思います。
実際、稲尾のエピソードで面白いものがあります。記者の質問で、「もし100球投げたら何球ストライクになるか」というものがありました。稲尾は「球種とかコースは関係ないですか」と念を押して答えたのは「それなら100球ストライクですね」という回答でした。これは驚くべきことで、100球も投げて1球もボール球にならない自信があるというのはよほどの制球力があるからと思います。
ダルビッシュはボール球を振らせる投手なので、意図的にボール球を投げますからダルビッシュが同様のことをできるかどうかはわかりませんが、今のプロ野球は変化球の種類が増えており、私が野球を見ていた少年時代にはなかった「ツーシーム」「カットボール」などといった新しい変化球を自分のものにしているところはダルビッシュの優れたところです。
これからのメジャーの実績次第かもしれませんが、ダルビッシュも稲尾を追いかけるところまで来たというのは大したものです。メジャー初の最多勝とか、サイヤング賞(最優秀投手)とか夢はどんどん膨らんでいますが、ダルビッシュ本人は「まだ対戦相手を知らない状態なので、いきなり防御率1点台などは無理」と言っています。今年は1年間ローテーションを守れば上出来だと思っています。
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