Kobby loves 埼玉&レッズ

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ユベントス対カリアリ

2020-01-13 10:55:35 | ワールドサッカー
イタリア・セリエA、ユベントス対カリアリのビデオを見ていました。オフの楽しみのワールドサッカーは、本当にこんなスピードでサッカーができるのだと、いつもの浦和の試合とのレベルの違いを感じて見ています。ユベントスは4-3-1-2、カリアリは4-3-2-1で、前半はカリアリがDFラインを高い位置に保ってユベントスのパスにプレスに行くサッカーで、互角の内容を見せます。

特に、カリアリはボランチの3枚がバイタルエリアを確実に消しているので、この位置にいるとボールが持てないと感じたFWロナウドが左サイドに流れたり、FWディバラが下がってボールを受けたりと、前に拠点が作りにくい試合になってきます。ユベントスのパスは回っているのですが、後ろで回される分には構わないとカリアリは割り切っていました。

相手アンカーのプヤニッチにさばかれたくないカリアリは、シャドーの2枚でプヤニッチを見てきました。こういう、格下側が相手を研究して接戦に持ち込むところは、戦術的に凝るセリエAらしい攻防です。その工夫が効いて、前半は0-0で折り返すことになります。

もっとも、ユベントスはロナウドを中心に、セリエA8連覇という強豪中の強豪です。次第に、カリアリの守備の対応が間に合わなくなり、ディバラのドリブルに対してエリア内でファウルしてPKになり、このPKをロナウドが決めて先制すると、ロナウドはハットトリックの活躍で最終スコアは4-0と大差がつくことになります。

ユベントスでは、両SBを高い位置で使えていた印象が強いです。相手が前に1枚しか残していないと見て、右SBのクアドラードを積極的に前に出していたことが攻略につながりました。そういう、相手に応じてSBの使い方を変えるような柔軟な戦略も、セリエAらしいマニアックな戦術の攻防でしょう。

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