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時計を進めたプレー(10/4ACL浦和対ハノイ[ベトナム])

2023-10-04 21:59:10 | 浦和レッズ
今日のACL1次リーグ、浦和レッズ対ハノイFC(ベトナム)は、6-0で浦和の勝利に終わりました。ハノイはベトナムらしく、技術は高いもののフィジカルに難がある相手と予想していましたが、クラブチームなので外国人選手で補強ができます。CBとボランチに外国人選手がいたことで、単純なパワー勝負なら対抗できる様子でしたが、この試合を動かしたのは浦和の「だまし」のテクニックでした。

CKを蹴った岩尾は、ニアサイドに浦和が人数をかけているのは「だまし」と理解しており、一人だけファーサイドに残っていたカンテにボールを出すことは決めていた様子でした。カンテは落ち着いて確実に枠内に流し込んで、この前半9分で大きな先制点を得ておくことに成功します。外国人選手で補強したハノイも、こういう駆け引きなどは補強できないところでした。

2点目はこの日右MFでスタメンに抜擢された高橋のチェイシングからでした。相手DFルタレックはボールと関係ないところで高橋のすねを蹴っており、VARの結果PKが浦和に与えられます。このPKはショルツが蹴り、相手GKの逆に正確に蹴り込んで、浦和は2-0とリードを得ておくことができました。もっとも、この日の浦和で良かったのは、その後の「時間を進めるプレー」でした。

2点リードを得たことで安全圏と見た浦和は、無理に前からプレスに行かず、相手に持たせるところは持たせて、最後のパスだけカットする上手い戦い方を見せました。カメルーン人FWタグウなど、フィジカルの強い選手はいるハノイですが、ショルツとホイブラーテンがいる堅守の浦和に守られると打つ手がなくなり、強引にゴール前に入れてクリアされます。

そうやって攻めてきたところにカウンターを見せて攻撃した浦和は、高橋にもゴールが生まれて3-0とほぼ勝利は間違いない展開にすることに成功します。これで浦和は出場時間のマネジメントをすることが可能になり、ボランチの岩尾を下げて柴戸を入れたり、酒井や小泉を下げて大畑と早川を入れるなど、出ずっぱりの選手を休ませる采配を見せました。

スコアの6-0以上に力の差を見せたこの結果は、今後の戦いにつながります。リーグ戦で出場停止中のカンテもACLで結果を出し、新外国人のエカニットにも出番を与えられました。リーグ戦から中4日と厳しい日程の試合でしたが、有意義だった試合になりました。

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