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セルタ対バルセロナ

2024-02-22 21:23:05 | ワールドサッカー
アジアカップも終わり、そろそろいつものワールドサッカーネタ集めでも始めることにして、ラリーガ(スペインリーグ)のセルタ対バルセロナのビデオを見ていました。ホームのセルタは降格圏の一つ上の17位と苦しんでおり、相手がバルサという困難な試合ですがもちろん勝ち点を得たい試合でした。対するバルサも、現在3位で首位Rマドリード追撃のためには勝ち点3が必要な試合です。

序盤、チームとして戦い方が明確だったのはセルタの方でした。4-4の2ラインを自陣に引いてバルサのパス回しをブロックの外側に限定させたいと、サイドハーフの2枚を引き気味にしながら、FWのストランド・ラーセンに縦パスを入れる攻めを狙ってきました。ラーセンにボールが入ったところを、MF陣やFWのイアゴ・アスパスが周りを動いてフォローしたいのがセルタの狙いでした。

これに対し、バルサはここまで失点数が多くてなかなか上位に行けない、3位とはいえバルサの実力を考えると苦戦しています。アンカーのブスケッツがアメリカMLSに移籍して抜けている穴を埋め切れていないのが一つの要因で、この試合では守備を安定させようと本来CBのクリステンセンをアンカーで起用して、攻撃力は多少落ちてもボールを失わないことを重視してきました。

そのため、クリステンセンから得点につながるパスは期待できない状況でしたが、右FWで起用されているヤマルが試合を動かします。ヤマルのパスを受けたCFのレバンドフスキが右足のアウトサイドでトラップしたボールをうまくセルタDFの届かない位置に置け、このシュートが決まって前半終了間際にバルサが1点を先制して折り返します。

しかし、後半開始直後にセルタは追いつきます。ちょうど、バルサの左CBがマルティネスに交代して試合慣れしていないタイミングでした。そこを受けたラーセンのキープから、ミンゲサのパスでフリーになったアスパスのゴールでした。この得点で、セルタはMFを中心に選手を交代させて運動量を維持して勝ち点を狙いますが、最後のロスタイムに落とし穴がありました。

左サイドのカンセロ(写真)やラフィーニャで崩して何度もクロスを入れていたバルサは、何度も攻めるうちに、セルタDFヌニェスのクリアが、ボールに詰めていたヤマルのお尻を蹴ってしまいPKが宣告されます。このPKはレバンドフスキが蹴り、一旦はGKグアイタが止めたもののVARでPKがやり直しになり、このやり直しのPKをレバンドフスキが決めて2-1でバルサの勝利に終わりました。

試合途中の修正で何とか形を作れたとはいえ、下位のセルタ相手にバルサは苦しみました。相手のベテラン監督ベニテスの戦術の徹底がこれを生んだ理由でした。パスを回す、良い時のバルサをファンとしては見たいですが、首位レアルとの勝ち点差8は届くかどうか微妙な差でしょう。

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