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韓国対ガーナ後半

2023-02-12 20:45:58 | ワールドサッカー
後半の頭、韓国はトップ下にいたチョン・ウヨンを下げて、右MFの元FC東京ナ・サンホを投入し、ボランチにいたファン・インボムを1列上げて4-1-4-1気味に戦術を変更してきました。アンカーに残った元京都チョン・ウヨンのところが狙われるリスクは覚悟の上で、サイドのナ・サンホとソン・フンミンのところからクロスを供給して、前半は消されていた1トップのチョ・ギュソンを生かそうとする狙いでした。

この手は当たりました。22番に代えて投入されたイ・ガンミンも幅広く動いて拠点を作り、写真の左SBキム・ジンスもDFとは思えないほどの頻度の攻撃参加を見せました。この韓国の攻勢で、ガーナは気圧された様子で、韓国の左サイドから何本かクロスが上がります。まずはイ・ガンミンの左足クロスを、チョ・ギュソンがDFラインの裏で頭で合わせる絶妙なシュートで韓国は1点を返します。

この得点の後も、韓国の攻勢は変わらず、今度はキム・ジンスのクロスに、ファーサイドに流れたチョ・ギュソンがガーナDFに高さで競り勝って、頭で合わせて同点ゴールを得ることに成功します。追いつくまでは韓国のベント監督の狙い通りでしたが、その後の時間をどう戦うかまではマネジメントし切れなかった印象もあります。

そう感じるのは、その直後にガーナに決勝点が入ったからです。カウンターから左SBのメンサーがグラウンダーで入れたクロスに対し、ニアサイドにいたイニャキ・ウイリアムズが空振りします。韓国DFはシュートを想定してボールに寄せており、これは予想外だった様子で、ファーサイドで待っていたクドゥスが楽々合わせてガーナに3点目が入ります。このプレーは、狙っていたか偶然かは、今となってはわかりませんが、少ないチャンスで確実に決めるガーナの良さが出たとは言えます。

その後は韓国がチョン・ウヨンも下げてFWのファン・ウィジョを入れて、4-4-2気味に布陣を変更して最後の勝負に出ますが、ガーナは攻撃的MFのクドゥスに下げてCBの選手を入れる慎重策で1点を守り切り、このゲームは3-2でガーナの勝利に終わりました。2試合で勝ち点1の韓国にとっては相当の崖っぷちですが、ここからポルトガルに1-0で勝つ奇跡が起こることは予想できませんでした。

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