残っていた、リバプール対サウサンプトンの後半のビデオを見ました。結果は前半のままの3-0で、リバプールの勝利に終わりました。それでも、その後半戦にも、リバプールのエッセンスは表れていました。まず、後半の頭に打った、シャキリoutミルナーinの交代です。もちろん、シャキリが悪かった故の交代ではなく、逆にシャキリが十分に役割を果たした故の交代です。
ミルナーを入れたことで、リバプールのMFはアンカーにヘンダーソンを置き、前目にワイナルドゥムとミルナーが陣取る、いつもの形に戻しました。慣れた形にすることによる守備の安定を狙ったものでした。また、FWもサイドにフィルミーノを置く奇襲をやめ、いつものようにフィルミーノを中央に、右にサラー、左にマネを置く、こちらもいつもの形でした。
この、いつもの形の4-3-3は、守備でも機能させられます。それは、左FWのマネがMFのラインまで引いて守る動きができるからです。サウサンプトンが持っている時間では、マネが守ることで自陣に2ラインを引く守り方もできます。また、リバプールのノウハウを感じたのは、高い位置からの守備です。解説の原博美氏は、リバプールのファウルをしないで守る技術に感心していましたが、リバプールのFWは前から取り返して攻撃につなげることができます。
そういう、前からの守備に、盛大な拍手が送られるのもイングランドならではです。この日は後半にサウサンプトンがDFを1枚入れて3バックにして守備の安定を図ったため、リバプールのシュートは後半は1本だけでしたが、少なくとも負ける気はまったくしなかった後半の戦いぶりでした。
リバプールのFW、サラー、フィルミーノ、マネというのは今やイングランド最強の呼び声もあります。かつてのスアレス、スターリッジ、スターリングの3トップで2014年に2位に躍進したときと似ており、このプレスとスピードのサッカーがイングランドの「お金持ち軍団」にどこまで旋風を起こせるか、楽しみに見ていきたいと思います。
ミルナーを入れたことで、リバプールのMFはアンカーにヘンダーソンを置き、前目にワイナルドゥムとミルナーが陣取る、いつもの形に戻しました。慣れた形にすることによる守備の安定を狙ったものでした。また、FWもサイドにフィルミーノを置く奇襲をやめ、いつものようにフィルミーノを中央に、右にサラー、左にマネを置く、こちらもいつもの形でした。
この、いつもの形の4-3-3は、守備でも機能させられます。それは、左FWのマネがMFのラインまで引いて守る動きができるからです。サウサンプトンが持っている時間では、マネが守ることで自陣に2ラインを引く守り方もできます。また、リバプールのノウハウを感じたのは、高い位置からの守備です。解説の原博美氏は、リバプールのファウルをしないで守る技術に感心していましたが、リバプールのFWは前から取り返して攻撃につなげることができます。
そういう、前からの守備に、盛大な拍手が送られるのもイングランドならではです。この日は後半にサウサンプトンがDFを1枚入れて3バックにして守備の安定を図ったため、リバプールのシュートは後半は1本だけでしたが、少なくとも負ける気はまったくしなかった後半の戦いぶりでした。
リバプールのFW、サラー、フィルミーノ、マネというのは今やイングランド最強の呼び声もあります。かつてのスアレス、スターリッジ、スターリングの3トップで2014年に2位に躍進したときと似ており、このプレスとスピードのサッカーがイングランドの「お金持ち軍団」にどこまで旋風を起こせるか、楽しみに見ていきたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます