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リバプール対サウサンプトン前半

2018-10-22 22:19:44 | ワールドサッカー
イングランドプレミアリーグの、リバプール対サウサンプトンをビデオ観戦していました。この日のリバプールはトップ下タイプのスイス代表、シャキリを4-3-3のMFの中央で起用しており、ワイナルドゥムとヘンダーソンの動きがたとえ守備的になっても、シャキリの攻撃力を生かしたいという、ギャンブル的な起用をしてきました。

その心配は無用という結果になりました。リバプールのボール支配の前に、サウサンプトンは押し込まれ、後ろからヘンダーソンが上がってくる動きも出すことが可能でした。また、リバプールが誇る、マネとサラーとフィルミーノの3トップの位置関係も微妙に入れ替えてきました。サウサンプトンのCB2枚が190cmを超える長身DFだったからです。

ここに、ヘディングで勝負するタイプのフィルミーノを置けば、サウサンプトンDFもある程度勝負になったでしょう。そのため、リバプールのクロップ監督はあえてフィルミーノを左ウイング気味に張り出させて、真ん中にサラーを置いてきました。175cmのサラーではアーリークロスではもちろん合わないので、低いボール中心の攻撃にして、サラーの持つスピードで勝負させる戦略を取ってきました。

高さのあるサウサンプトンDFの、最も苦手な部分で勝負させようとする狙いは当たり、前半10分にシャキリの個人技からのクロスが相手DFに当たるオウンゴールで先制すると、20分にはカメルーン代表DFマティプのヘディングで2点目を取って試合を優位に運ぶことになります。もちろん、サウサンプトンも決して攻められなかったわけではないですが、その攻撃がなかなか完結できませんでした。

また、苦労してサウサンプトンが攻め上がったチャンスでも、それがミスになってクリアされてしまうと、そこにはサラーがいて一気にカウンターという場面は多かった印象です。リバプールのカウンターは鋭く、サラーとマネの2枚でもある程度機能させられます。そこにもう一枚来れば一気に決定機を演出することも可能です。

前半ロスタイムに、シャキリのFKがバーに当たったところをサラーが詰めて3点目となり、勝負はほぼ着きました。後半、もし見る機会があれば、その後どう展開したか書きたいと思います。

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