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先日の仙台戦では、一つの大きな記録が誕生しました。これまで、浦和レッズで最多得点記録を持っていた福田正博氏の91得点が、興梠慎三選手の92得点目でついに破られました。興梠は負傷が少ないという優れた特徴を持っており、得点王の経験はないものの毎年安定して二桁得点を取れたことが、この記録につながりました。興梠自身は「偉大な記録は福田さん」と超えたことはあまり強調しません。
それは興梠の持っている特徴も理由でしょう。自ら「個人技で持って行くFWではなく、みんなでつないだパスを最後に決めるFWです」と認めるほどで、FWにありがちなエゴイストではありません。いいパスに対して反応して、自らの持っている運動神経の良さで反転したり瞬間的に相手DFの前に入ったりする得点パターンが多いです。
もっとも、興梠といえど試練が来たこともあります。それは大宮から1トップ候補としてズラタンを補強されたことです。相手はスロベニア代表でW杯でも点を取っているので、いくら二桁得点の常連の興梠といえどそう簡単にポジションを取れる相手ではないと思いました。大宮時代のズラタンのプレーを見ても、動いてもポストプレーをしても良しのように見えました。
しかし、ズラタンが1トップに入ると縦パスをキープできないという問題点が出てきました。ズラタンへの縦パスを奪われてからのカウンターを何度も食らったことで、興梠にチャンスが出てきました。ズラタンが待って受けるタイプなので、興梠が動いてもらうようにプレーの質を改善したことで、このポジション争いは興梠優位に進むことになります。
興梠は動ける選手なので、シャドーで使われることもあります。シャドーで興梠を使うときは、守備をこなしながら行くべきときは行くと使い分けが必要です。興梠は守備に走ることも嫌がりませんが、あまりそうさせてしまうと持ち味の得点力が出なくなってしまうので、1トップの選手が守備をすることでカバーさせたいです。
今季は大槻監督の就任で、ミシャ時代に見せていた1トップ2シャドーの形に戻りました。2シャドーをうまく利用して、興梠自身のゴールが増えるよう、楽しみにしたいと思います。
それは興梠の持っている特徴も理由でしょう。自ら「個人技で持って行くFWではなく、みんなでつないだパスを最後に決めるFWです」と認めるほどで、FWにありがちなエゴイストではありません。いいパスに対して反応して、自らの持っている運動神経の良さで反転したり瞬間的に相手DFの前に入ったりする得点パターンが多いです。
もっとも、興梠といえど試練が来たこともあります。それは大宮から1トップ候補としてズラタンを補強されたことです。相手はスロベニア代表でW杯でも点を取っているので、いくら二桁得点の常連の興梠といえどそう簡単にポジションを取れる相手ではないと思いました。大宮時代のズラタンのプレーを見ても、動いてもポストプレーをしても良しのように見えました。
しかし、ズラタンが1トップに入ると縦パスをキープできないという問題点が出てきました。ズラタンへの縦パスを奪われてからのカウンターを何度も食らったことで、興梠にチャンスが出てきました。ズラタンが待って受けるタイプなので、興梠が動いてもらうようにプレーの質を改善したことで、このポジション争いは興梠優位に進むことになります。
興梠は動ける選手なので、シャドーで使われることもあります。シャドーで興梠を使うときは、守備をこなしながら行くべきときは行くと使い分けが必要です。興梠は守備に走ることも嫌がりませんが、あまりそうさせてしまうと持ち味の得点力が出なくなってしまうので、1トップの選手が守備をすることでカバーさせたいです。
今季は大槻監督の就任で、ミシャ時代に見せていた1トップ2シャドーの形に戻りました。2シャドーをうまく利用して、興梠自身のゴールが増えるよう、楽しみにしたいと思います。
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