横浜FM戦プレビュー

今日はネタがないので、少し早いですが今度の土曜日に行われる、アウェイ横浜FM戦のプレビュー記事を書きます。横浜FMとは4月にホーム埼玉スタジアムで対戦し、0-3で敗れています。この大敗が、今の浦和の得失点差マイナス7の理由の一つなので、何とかリベンジしたい試合になります。

横浜FMはMF天野がベルギーリーグのロケレンに移籍することが決まっています。このボランチの中心選手がいないのは横浜FMにとってはかなり痛く、アンカーの喜田がバランスを取っても、パスが出せる天野の代役には苦労しそうです。それでも、名将ポステゴグルが率いる横浜FMには一つのストロングポイントがあります。

それはスルーパスに反応する人数の多さです。横浜FMのサッカーは自陣を2バックにしてもいいから、サイドは思い切って上がっていいことになっています。そのため、取られたときの速攻というリスクはありますが、味方がスルーパスを出せば最大4枚が走り込んできます。そのため、このボールに追いつくことさえできれば、折り返しに複数の選手が詰めていて決定機です。

また、中央にいるエジガル・ジュニオやマルコス・ジュニオールも多くの得点を決めており、点を取られてもそれ以上取るというスタイルを貫く相手です。この相手に対し、浦和は守備を安定させようとする狙いの3-6-1なので、押され気味の展開はある程度覚悟する試合になりそうです。相手のサイド攻撃に対し、武藤や長澤が守備に追われるようだと苦しい試合になります。

浦和としては、ACL蔚山現代戦や仙台戦でゴールを決めている好調のFW興梠が頼りになります。この、瞬間的に速いFWに、どれだけいいボールを配給できるかが鍵です。サイドからになるか、中央からになるかはわかりませんが、2回フリーになれば1度は決めてくれるほどなので、そういうチャンスをできるだけたくさん作りたいです。