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クラブW杯決勝(マンC対フルミネンセ)

2023-12-30 10:55:42 | ワールドサッカー
今更な試合ですが、クラブW杯決勝のマンチェスターシティ(以下シティ)対フルミネンセ(ブラジル)の映像を見ました。シティはいつもの4-3-3で前から圧力をかけるでしょうが、フルミネンセがどう出るかが注目ポイントでした。しかし、試合はそれがわからないうちに動くことになります。前半1分、引き気味だったフルミネンセのブロックの外側から、アケが放ったロングシュートからでした。

このシュートはポストをヒットしましたが、跳ね返りをアルバレスが倒れ込みながら胸に当てて押し込み、早速シティに先制点が入ります。シティはハーランド、デブルイネを負傷で欠いていたものの、ほぼリーグ戦を戦うメンバーを投入してきており、南米王者のフルミネンセに対してはリスペクトしたようなグアルディオラ監督の選択でした。

驚いたのはシティの高い位置からのプレスでした。GKやCBが持っているときに、アルバレスやフォーデンが何度も前から取りに行きました。フルミネンセは何とかつなぐことはできましたが、こんなところまで取りに来るのかと、フルミネンセにとってはシティは相当疲れさせられる相手だったことでしょう。フルミネンセは4-2-3-1を意図したようですが、1トップの14番が孤立して苦しみました。

シティで印象的だったのはグリーリッシュでした。シティがプレスに行くときに、彼だけは外側で待っていてフリーになっています。そういう、ポジショニングが良い選手を、確実に使ってくれるのがさすが欧州王者の強豪で、フルミネンセ2番がファウルで止めざるを得なくなるなど、効いていました。フルミネンセは身体能力は持っており、シティDFを個人技で抜くような場面も時折作れたところは浦和との違いでした。

しかし、シティDFは抜かれても追い続けて味方のカバーリングが間に合うような状況を作ることができており、シティの高いDFラインの裏もそう簡単には狙わせない守備を見せていました。また、シティはフルミネンセの2ラインの後ろから長い距離のスルーパスを常に狙っており、これでフォーデンが抜け出して、クロスをフルミネンセDFニノが足に当てたボールがループシュートのようになってオウンゴールとなり、シティに決定的な2点目が入ります。

フルミネンセの見せ場はCKからの21番のヘディングシュートでしたが、これはGKエデルソンが好セーブして手に当て、前半は2-0とシティリードで折り返すことになります。続きはあとで、マニアック分析で補足できたらと思います。


GKエデルソン


グアルディオラ監督


FWグリーリッシュ


DFアケ


DFストーンズ


DFウォーカー


MFコバチッチ


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