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C大阪戦マニアック分析

2020-10-25 14:22:02 | 浦和レッズ
ビハインドになったC大阪が攻めに出たことで、後半のゲームは攻め合いの様相となります。C大阪がCKを何本か取って攻めますが、浦和もFW武藤の攻撃力を生かしてシュートを放ちます。58分の武藤のヘディングシュートは惜しくも外れますが、浦和としては攻めながら時間を経過させる、悪くない戦いぶりです。

先に動いたのはC大阪で、DFの瀬古を下げてボランチの藤田を入れ、木本をCBに下げてきます。この交代は1枚イエローカードをもらっている瀬古を下げるという意味のほかに、藤田のロングスローを使いたいという意図もあります。さらに、この日はあまり効いていなかったFWの奥埜を下げてFWにブルーノ・メンデスを入れてきます。Bメンデスの高さを使いたい様子で、68分にヘディングシュートも出ています。

浦和は69分、2トップをそっくり入れ替え、FWにレオナルドと杉本を入れてきます。相手が前に出てくるタイミングで、ポジショニングの良いレオナルドを入れると効くのは、前節の仙台戦を見てもよくわかります。レオナルドはいきなり汰木のドリブル突破からゴール前でフリーになっており、強烈なシュートを放ち、GKが止めたところにマルティノスが詰めて浦和に3点目が入ります。

この失点を受けて、C大阪は残りの交代枠をすべて使い、MF西川、MF高木俊幸、DF小池を入れて、Bメンデスの1トップの4-1-4-1に布陣を変更してきました。しかし、この交代は当たりませんでした。浦和としては、右サイドを仕掛けていた坂元と、ドリブルのある豊川がいなくなったのはありがたく、C大阪がボールを持つもののどう出していいか迷っているように見えました。

浦和はしっかり2ラインを引いて守りながら、レオナルドを生かしたカウンターを仕掛ければよく、レオナルドが何度か抜け出して好機を作ります。結果的には決まらなかったものの、攻撃で時間を使うのはリードする側にとっては良く、危なげない展開に持ち込んで逃げ切り、試合は3-1でホーム浦和の勝利に終わりました。

この勝利は大きく、仙台戦で見せた攻撃がこの日も機能しました。サイドの汰木、マルティノスが効いている、浦和としては理想的な展開です。少し試合の間隔が空いてくるので、この攻撃はこれからも使えそうで、今後の浦和の戦いを楽しみにしています。










































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