Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

安藤の右SB(11/19なでしこ豪州戦)

2006-11-19 18:35:17 | レディース
レッズレディースのサポなら誰でも知っているとは思いますが、浦和でトップ下の安藤は、なでしこジャパンでは右SBに入ります。確かに、右サイドの攻撃的な位置に安藤を置くと、前を向いて仕掛けたときは絶大な威力を発揮します。それで安藤ファンになったくらいです。

しかし、守備はレッズレディースではそれが必要な位置ではありませんから、得意ではないはずです。実際、今年の2月に静岡でなでしこジャパンの親善試合のロシア戦を見た限り、安藤のサイドに縦の速いパスを通されると、安藤は戻って来れないという弱点がありました。

ロシアは日本のスカウティングはほとんどやってなかったようで、執拗にそこばかりを狙ってはきませんでしたが、今回の豪州は女子W杯アジア予選で日本と対戦して特徴を知っていますから、安藤の右SBは正直どうよ?と思っていました。しかし、この試合では、安藤はあるテーマを持って試合に臨んだようでした。

それは「前から守備をする」ということです。とにかく、自分のサイドにボールがあるときは、スペースを埋めるのではなく、前からボールを取りに行こうという積極的な守備です。たまにかわされて空けた裏のスペースに通される場面はありましたが、それは磯崎、下小鶴のDFがカバーして埋めるという約束事になっているようでした。

安藤の得意なドリブルで、あわやゴールというシーンも作りましたし、自分が右SBにいるメリットを活かそうという姿勢は感じられました。安藤以外で注目したのは、ママさん選手の宮本(伊賀)です。ママさん選手だからという注目ではなく、DFラインからボールを引き出してチームに落ち着きを与えられるという存在感です。

今まで、守備的なボランチと言えば酒井の定位置でしたが、その酒井よりもっと守備的な宮本が加わることで、酒井が前に行け、格上相手の守備の安定感も得られます。大量点を狙いたい格下相手には使わない手でしょうが、アジア大会で対戦する中国、北朝鮮という強豪に勝負に持ち込むには宮本の存在が必要でしょう。
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攻めても攻めても(11/18名古屋対浦和)

2006-11-18 18:24:18 | 浦和レッズ
世の中、不運ばかりが続くことはありえません。今日の試合は、決してゲームプランで名古屋が浦和を上回った訳でもなければ、名古屋のDFが完璧に機能した訳でもありません。たった一回の決定機に決めたヨンセンはさすがですが、おそらく名古屋が浦和に勝つとしたらこのパターンしかないと思っていました。

それがはまった試合で、崩されての負けではありませんから、サポーターは決して動揺する必要はないと思います。チーム状態という意味では、前節崩されて負けたG大阪や川崎の方が悪いはずですから、他力も考えられます。あまり次の試合まで間はありませんが、甲府戦でいい内容を見せてくれれば、また前に進めると思います。

この試合を振り返ると、浦和の立てた守備の戦術は機能したと思います。急造4バックで相手3トップの両サイドの玉田、杉本に平川と内舘をマークに当たらせ、ヨンセンにいいボールが上がらないようにするというプランだったと思います。相手がトップ下を置かないシステムなので、危ないところに鈴木啓太がカバーしてピンチを未然に防ぐという手もうまくいきました。

ただ、名古屋の浦和に対する守備も、何度か崩された場面はあったものの狙い通りだった気がします。どんなチームでも、J1レベルのDFに真ん中を7人で固められたらチャンスはなかなか作れないでしょう。そういう意味では、その少ないチャンスにワシントンがポストに当ててしまったのは悔やまれますが、これまで何度もワシントンに救ってもらっているのだから、それを理由にワシントンを責めたくはありません。

後半はもっと浦和が押しまくった試合だったので、本当に微妙な差が決着を分けたと思います。甲府戦に向けては、独特の戦術を持つチームなので、ギドの采配次第で勝てると思います。退団の話が出ていますが、プロなら最後まで責任持って仕事をやってくれるはずです。それを信じましょう。(ギドの思い出は、後日書きます。)
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名古屋対浦和プレビュー

2006-11-17 20:29:30 | 浦和レッズ
明日の名古屋戦は、浦和にとって大きな分岐点の試合です。この試合を勝つことができれば、一気に突っ走れる可能性が高いです。反対に負ければ、G大阪が勝つと勝ち点差が3に縮まり、最終戦で直接対決を残すG大阪に自力優勝の目が復活してしまいます。

ただ、名古屋とのアウェー戦は浦和にとって鬼門で、2ndステージ優勝の2004年でさえ敗れています。また、今年の埼スタでの対戦はスコアレスドローでしたが、名古屋のフェルホーセン監督の綿密な浦和対策に驚かされました。

ワシントンの1トップを予想して、CBを2枚とも高さとパワーのタイプにしてきました。これでワシントンはヘディングで競り勝てず、前線の起点を失う結果になりました。また、闘莉王の上がりに蓋をするために、本来DFの須藤をトップ下で起用してきました。

この須藤起用で、闘莉王だけでなく、三都主のドリブルまで封じられ、浦和はポンテと小野だけで攻めざるを得ませんでした。ただ、守備的な選手をトップ下で起用した代償として、名古屋にも攻め手がなくなり、後半に攻めに出たものの間に合わずスコアレスドローに終わっています。

ただ、名古屋の戦力は当時とは大きく変化しています。当時はまだ外国人FWの補強には成功していませんでしたが、今回はヨンセンという現役ノルウェー代表がいます。このヨンセンの加入で、3トップという戦術が可能になり、当時とは違う攻撃サッカーを見せてくる可能性が高いです。

それでも、4バックを導入する可能性の高い浦和は、ネネ、闘莉王が中央で競ればそう簡単にはヨンセンには勝たれないはずです。むしろ、杉本、津田らが出てくるサイドを、内舘、平川で止められるかが勝負の鍵を握ると思います。サイドからいいクロスが上がらなければ、ヨンセンも生きないでしょうから。

また、走れるタイプの山田が好調な浦和は、前回と同じCBに高さのある選手を置く策を名古屋にやらせないことができます。山田が前線をかき回し、ワシントンのゴールをアシストする展開を期待します。
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日本対サウジアラビア

2006-11-16 21:12:00 | ワールドサッカー
昨日のサウジ戦、津波警報で何度か中断はありましたが、大体見ていました。サウジは比較的監督を短期間で替えるチームで、なかなかチームとしての熟成が難しいという課題がありました。しかし、ドイツW杯で1分け2敗という成績でグループリーグで敗退したサウジは、珍しく監督を替えませんでした。

確かにブラジルをU-20W杯で優勝させたパケタ現監督は世界的に見ても実績のある監督ですが、短気なサウジ協会にしては異例の決断です。それはこの試合にも表れていて、ドイツW杯に出場した選手が何人も残っています。サウジは中東諸国に多く見られるカウンター狙いのサッカーとは一線を画していて、中盤でつなぐサッカーをします。

ただ、この試合ではサウジのいいところはほとんど発揮できませんでした。オシムジャパンになってからの日本は、縦に速く、サイドをよく使った、ポゼッション主体のジーコサッカーとはまったく違うサッカーをします。

なかなかそれが試合で実践できる機会はありませんでしたが、この試合は見事に機能しました。オシムジャパンになって、変わったのはFWの機動力です。柳沢あたりは動けますが、自らゴールを決めるという意味では物足りませんでした。その点、巻も我那覇も、動けてヘディングもポストプレーもできます。ジーコ時代になかったのは、今Jリーグでゴールを決めている選手が選ばれていることです。(播戸は負傷です。)

間違いなく、ポジションが指定席の感があったジーコ時代より、Jリーグで戦う選手たちはいつでも代表を狙おうと思って戦っているでしょう。ただ、オシムサッカーは戦術が流動的なので、テレビ観戦だと誰がどこにいるか追い切れません。スタジアムで見たくても、開催地は札幌ですから、遠すぎて行けません。オシムジャパンのどこが良かったかはテレビ観戦の私には十分はわからないのが残念なところです。
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U-21日韓戦

2006-11-15 21:12:50 | ワールドサッカー
昨日のU-21韓国戦、テレビ観戦していました。韓国と言えば、今だに1997年のフランスW杯予選で見せた、根性サッカーのイメージが残っています。守備はマンツーマンで、FWはアーリークロスに頭から飛び込むというサッカーです。パワーの韓国、技術の日本と呼ばれていました。

しかし、そんなイメージは着実に変わってきました。韓国を生で見たのは、2003年の東アジア選手権が最後ですが、サイドを崩せるドリブラーもいるし、決定的なパスを出せるボランチもいます。だいぶ日本のサッカーに似てきたというのが、韓国に対する印象でした。

しかし、そんな韓国にも、日本との違いがあることが、この試合でわかりました。まずはセットプレーの強さです。日本はFKを直接ねじ込むか、うまくフリーの選手に精度の高いキックで合わせるかが多いです。しかし、韓国のパク・チュヨンの先制点の場面を見ると、マークについていた日本の選手を強引に引き離しています。

しかも、フリーとは言いきれないほどのわずかなスペースしかありませんでした。韓国のかつての根性サッカーのいいところを出したゴールです。また、韓国は出足の早さも光りました。日本のパス回しをうまく利用して、肝心なところでパスをカットして攻めていました。この攻めで、日本のDFラインは1対1にさらされ、しかも競り負けていました。

また、韓国はシュートレンジが日本より長く、遠めからでも積極的に打ってきました。日本がボールを奪うときは人数をかけてのプレッシングでしたから、出足で奪える韓国との差は大きいです。日本得意の直接FKはほとんど取れず、日本にはほとんどいい場面がないまま時間が過ぎていきました。

結果的には、左からのクロスを韓国がオウンゴールして引き分けに終わりましたが、韓国のいいところばかりが目についた完敗に近い内容です。また、ボランチで先発した細貝の動きは可能な限りチェックしていましたが、確かにDFラインが安心してパスを出せる位置にはポジションを取っていました。

しかし、前に出たときの動きが迫力不足で、取られてはいけない場面でのパスミスもありました。Jで試合に出ていない細貝がU-21代表に残るには相当のアピールが必要なはずで、それはこの試合を見る限り、できなかったでしょう。ただ、細貝にはまだドーハで開催されるアジア大会というチャンスがありますから、この試合で得た教訓を生かして欲しいものです。
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ポジショニングの妙(細貝萌)

2006-11-14 20:57:06 | 浦和レッズ
レッズ戦を雨の中で観戦した影響か、昨日は風邪でダウンし、ブログの更新も滞っていました。すいません。

今日は、堀之内の負傷で、ひょっとしたら出番があるかもしれない細貝萌選手の話をします。細貝は、レッズ入団前の前橋育英高校在学中に、浦和の特別指定選手に選ばれていました。トップ出場こそ、浦和入団後の昨年でしたが、高校在学中にもサテライトでその姿を見ることができました。

当時はボランチで出場していましたが、細貝の特徴はすぐにわかりました。守備の際、「なぜその相手のパスが読めるの?」と思える、ポジショニングの良さです。これは教えられてできるようになる技術ではなく、本人が実戦経験から身につけた技術でしょう。

ただ、本人の意識に、守備だけのボランチにはなりたくないという意識があるのが、プレーを見ているとわかります。高校時代のサテライトでは、ダブルボランチを組んでいた西村(現大宮)が上がっているタイミングで、細貝が上がってしまい、ダブルボランチが両方上がっている状態を作ってしまい、相手にカウンターを浴びるミスも犯しています。

高校時代のプレーを見る限り、プロレベルではあるが、まだまだ攻撃の精度に改善の余地がありました。そんな私の評価を変えたのは、昨年のサテライトでした。ポジショニングのセンスはそのままで、トップ下の選手に正確にボールを配れるようになっていました。

このレベルまで来られれば、次は内舘の果たしているユーティリティプレーヤーのポジションを狙って欲しいというのが、私の希望でした。昨年、天皇杯でDFができるようになったことで、着実に内舘に近づいてはいます。あとはどんなときでもコンディションをベストに保って、いつ来るかわからない出番に備えられるようになって欲しいです。

まだ、今年のサテライト戦で結果を残していないので、ギドも内舘に寄せるほどの信頼は細貝には持っていないでしょう。今は負傷者の代役という形での出番でしょうが、それをものにして、飛躍してくれることを期待しています。
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まさかの展開(11/11浦和対横浜)

2006-11-11 22:27:02 | 浦和レッズ
まさかの展開だったのは、埼スタの中ではなくて、他会場の結果です。川崎Fが3点差をひっくり返されるなど、浦和を追う2チームが両方こけるという結果になりました。今日、埼スタに向かう車の中で、弟が「今日は上位チーム、どこかこけそうだな。」と予想していましたが、レッズにならないようにと思っていました。それが2チームとは驚きました。

今日の試合、ネネの起用で来ましたが、久保はベンチスタートでした。ただ、代わりにポストプレーをこなす大島にネネがついたので、ギドにとってはそれほど誤算ではなかったと思います。予想が外れそうになったのが、「攻撃陣が完封されることはない」という部分でした。

この試合は両チームの中盤にミスが続出する展開で、最悪両チームとも最後までミスを連発してスコアレスドローもありうるかなと思っていました。浦和のチャンスはわずかしかありませんでしたが、永井の浮き球のパスに、松田がクリアできなかった唯一のチャンスにポンテが走り込んで、山田が決めてくれました。

山田はここ2ヶ月ほどの浦和を陰で支えてくれている、地味ながら効いているトップ下です。山田を軸に戦術を組み立てるほど、キラーパスを出せるわけではないですが、ボランチの位置に下がって守備をしたり、周りのパスに反応したりと、山田のボールタッチ数は多いはずです。小野伸二が負傷で十分なコンディションでないこともあって、今のレッズに山田は外せません。

また、この試合は鈴木啓太の活躍を語らずにはいられません。なかなかテレビ観戦だと、その良さはわかりにくいですが、相手の決定的になりそうなパスをカットし、いつでもDFラインに入って対応できる守備の強さもあります。前にも後ろにも強い、浦和にとっては替えがきかないボランチです。

横浜は、4バックの右がCBタイプの栗原だったのが、浦和にとっては助かりました。ここに田中隼磨を入れるか、3バックでアウトサイドに田中隼磨を置くかして、スピードで三都主の裏を狙われた方が嫌だったです。栗原は高さとパワーはありますが、前に出てクロスを上げたりするプレーは得意でない印象を受けました。

最後は横浜のパワープレーで一方的に押し込まれて、苦しい展開になりましたが、こんなときに闘莉王とネネがいるのは大きかったです。闘莉王が活躍するのはいつものことですが、ネネが頼もしく見えました。細貝では、まだまだここまでの活躍はできないかもしれませんね。
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浦和対横浜FMプレビュー

2006-11-10 20:48:18 | 浦和レッズ
浦和にとって痛いのが、堀之内の負傷です。坪井、闘莉王、堀之内の3バックはほとんど不動でしたから、この中から二人出られないのは大変な事態です。風邪で離脱していたネネを強行出場させるか、細貝の起用かは難しい判断です。なぜなら、どちらを使っても、メリットとデメリットがあるからです。

まず、ネネを起用する場合、風邪の回復が不十分だと、坪井の強行出場で失敗した磐田戦と同じになってしまいます。また、ネネは左ストッパーしかできませんから、足の遅いネネと守備が苦手な三都主が同じサイドになります。ここに、スピードのあるアタッカーをぶつけられると浦和苦戦の要因になります。

ただ、今の負傷者を除く浦和のDFで、久保にフィジカルで対等に戦えるのは闘莉王以外ではネネだけです。もし、闘莉王の攻撃参加をあてにするなら、ネネに久保を止めてもらうことが必要です。

逆に細貝を起用した場合は、横浜の右アウトサイドの田中隼磨のドリブルに対応できるメリットがありますが、久保を細貝のサイドにぶつけられると、ヘディングでまったく勝てない事態が想像できます。細貝は思い切って今季一度も採用していないマンツーマンでマルケスに付けるなど、起用法に工夫が必要かもしれません。

ただ、攻撃陣はポンテの復帰で、誰を使っても戦えそうなメンバーが揃っています。田中達也も静岡FC戦で2ゴールと勢いがありますし、山田も好調で攻撃陣の不発は考えにくいです。守備陣がどこまでやれるかが、この試合のポイントでしょう。
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武器は落ち着き(堤俊輔)

2006-11-09 20:58:35 | 浦和レッズ
浦和の選手についての原稿は、これまでは試合に出ている選手がほとんどでした。しかし、サテライトの選手ながら、U-20代表で久しぶりにそのプレーを見たのがきっかけで、新人の堤俊輔選手のことを書いてみようと思いました。

堤は浦和ユースからの昇格選手で、高校在学中からサテライトに出ていた選手です。当時のサテライトでの印象は、トップの選手を数多く揃えた東京V相手に、リベロの位置から正確なフィードを送っていた姿が記憶にあります。相手FWが何人もいるゴール前で、こんなに落ち着いたプレーができるのは、彼の才能だと気付きました。

決して人数合わせではなく、実力があるからサテライトでプレーしていたのです。ただ、カバーリングタイプのDFで、DFとしての体の強さなどはこの試合ではわかりませんでした。もし、リベロしかできないと、闘莉王の壁に阻まれてトップ出場は厳しいでしょう。

そんな堤は、U-20代表では意外にも左SBで起用されていました。SBと言えば、オーバーラップするスピードがあって、体が細くてCBタイプでない選手がやるポジションというイメージがありました。そこにCBタイプの堤を持ってきたのですから、右SBの内田のオーバーラップした穴を埋める、守備的な左SBという期待だったと思いました。

しかし、サウジ相手には、堤の長所である落ち着きは通用したとは言い難いプレーでした。チームが苦しかった後半に、1対1を止められなかったのは残念でした。浦和でトップの試合に出ようとするなら、アジアの同年代に負けてはいけないくらいの気持ちを持って、これからの韓国戦、決勝戦の活躍を期待したいです。
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当世JFL事情

2006-11-08 21:15:57 | 他チーム
先週末、天皇杯のためJFLのチームをテレビで2チーム、地域リーグのチームを生で1チーム見るという、普段はない経験をしました。天皇杯の魅力に、下のリーグに所属するチームが上を倒す大物食いがあります。もちろん、JFL以下のチームも戦う前は勝つつもりで準備しているでしょうが、その方法が最近は変化していることを感じました。

思い出したのは、浦和のJ2時代の2000年の相手チームの戦い方です。開幕戦で対戦した、当時JFLから昇格したばかりの水戸は、1トップを残して全員で引いてきました。山形も、カウンター以外では一切上がってこない戦いぶりでした。格上相手には、攻めることをある程度放棄して、点差を小さくしてあわよくば相手のミスからカウンターという考え方です。

これは勝つ可能性を完全に放棄した訳ではないですが、よほど運が良くないと勝てない方法です。しかし、YKK-AP、栃木SC、静岡FCの3チームの戦い方を見る限り、最低でも3枚は攻撃の選手を前に残していました。確かにカウンター主体ではありますが、3人いればシュートで終わることもできます。積極的に戦い、相手からCKやFKを奪って勝負する戦い方は、間違いなくJFL以下のレベルが上がっている事実の証明でしょう。

確かに、今回の天皇杯ではJ2のチームがJFL以下の相手に敗れる波乱がいくつも起きました。欧州の強豪国の天皇杯にあたるカップ戦では、下部リーグのチームが準決勝や決勝にたまに進出します。日本でもそんな波乱が起こる時代が来るかもしれませんね。
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