kotoba日記                     小久保圭介

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ふうせんかずら

2007年10月19日 | 生活




ふうせんかずら(風船蔓)です。
「小久保君、わし、さっきこれを一個潰したら、植物の匂いした」
とオジ。
で、やってみい、と言うので、
一個、両手でバシャっと潰した。
でも、
「匂わん。オジ、ぜんぜん。植物の匂いせんわい」
「鼻が悪いんじゃよ、小久保君」
とオジ。
で、割れた中を見てみると、
なんというか、女性器みたい。
だいたい、割る前の形とか陰毛のような蔓(?)付きは、男性器の玉袋のよう。
で猥談をしばらくする。
にしても、植物とか自然界の物って、男女の性器に良く似ているものが結構あります。
笑いもするのだけど、やっぱり、生殖は僕らが思っている以上に、不思議です。
エチゼンクラゲは、死期が近づくと、
オスからメスに突然変異し、大量の卵を放出するそうです。

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夕方から冷たい雨降る。
今日は残業なので、寒さをしのくため、
オジとカップ麺を買って夕方から夜までの冷たい雨をしのぎました。
どうしても動けないところで、そこは雨が降ってくるところで、
しょうゆあじのカップ麺は薄味になり、
大粒の雨がカップ麺の中に落ちるので、
しょうゆ味の露が目に入って、しょぼしょぼしました。
僕は目がからしでぴりっとした気がしたのですけど、
目に味覚はないに決まっていて、
香辛料がたくさん入っているので、
擦り込みで、そう思ったに違いないのです。
でも、あのカップ麺のおかげで、
体が温まり、冷たい雨も大丈夫。
ボンネットに当たる雨の様子を、
観察するゆとりもありました。
帰るころには、小雨になっていました。
でも、今日の雨の中のカップ麺はちょっと忘れられないかも。おいしかったー。

自然の色

2007年10月19日 | 生活




「わいらはこんな色出せんでな。七色になれんでな」
とオジは言った。
花の色を見ていて、自然物の色の美しさに、マジ、見とれた。
「オジ、あんな、染め物の職人さんおるじゃろう、着物とかの生地の。
あん人らなあ、同じ赤なら赤でも、自然の赤は絶対出せんらしいわ。そんな話聞いたことあるよ。しやで、おやっさんが今言うたこと、そのまま本質じゃと思う」
とわい言った。

2007年10月19日 | 生活




ツバキノオジが、朝、「来てみろ」と手招きするので、
まだ私服のまま行くと、
花。
鉢植えに花。
新装開店のらーめん屋(名古屋の風習で、新装開店の店頭にある花は、持っていって良いとされる。その意は、花がなくなれば繁盛する言い伝えあり)で、
持ってきた花々。
右の手はオジの手です。
毎朝通る女人に、それぞれの花の名前を教えてもらう。

ふうせんかずら(薄緑の袋状)
あとグラジオーラス。
それと黄色いバラ、黄色、赤の小さなカーネーション。
もう一つはヒナギクみたいなやつ。
「『上手だ、活け方が』とか『イケノボウの先生になれる』
って、言うとおったぞ、オジ」
とオジに報告。
「イケノボウの先生になれる」と言った時、わい、肩さすられたぞ、あれセクハラじゃあ」
と重ねると、オジ、笑。

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朝の道
さくら並木。
今は緑の葉。
いずれ、枯葉。
ほどなく裸木。
やがて、さくら。