kotoba日記                     小久保圭介

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小久保は思考した

2021年12月14日 | 生活
  




四本目の
クスノキの葉にさわり
「もう少し辛抱してよ、大丈夫。大丈夫」と
声をかける

五本目のクスノキも来たようです

---

横(空間) 相対依存

縦(時間) 万象流転

お友達のお坊さんが
般若心経について書かれて本を紹介
「横軸(空間)は、意識してなかったなw」

お書きになっていて
ハッとして
今日
ずっと
横軸について考えていた

相対依存という言い方が難しく
おそらく
並列にある事物があって
その中の一つが自分

並列する事物も
時間軸で破壊、再生を繰り返すけれど
その事物と距離を保って
存在している一点が
自分です


般若心経って
簡単にそういうことを
解説しているお経だと思うけど
仏教思想とか
キリスト教
神道でも
ぜんぶ宗教は
哲学と思想の
かたまりなんですよね
凄いです

もともと
時間の概念はなくて
社会で生きていくために
便宜上
人間が作った概念だけど
本来
生まれたての子供には
空間依存、つまり相対依存があって
時間がない


だから
悟りみたいな瞬間って
時間がなくなる
相対依存の意識しかない

お友達は頭の良いお坊さんなんで
難しい記事だけど
いつもためになります
ありがとう

---

もう少し書きます

相対依存について

地球は太陽に依存
月は地球に依存

太陽は
惑星と
引力によって
相対依存しています


依存という言葉は
人間同士の自立できぬ
心象において
ネガティブなイメージが
先行しがちですけれど
本来の意味は
お友達が紹介した
<互いが互いの存在を保つために在る>
『依存』が正しい


---

全体の中の一点であることによって
全体のバランスが保たれているという意か?

---

生き死にの隣には何があるか?
生き死にがある

立っているということ
これは重力があるので
縦軸(時間軸)を考えがち

万象流転は
日本語の諸行無常と同意

宇宙にゆけば
横(空間)を
意識する

―――


時間軸は
生命の変化が見えやすい

何故か?

自分が始まり
終わるから

常に
縦軸(時間軸)を中心に
わたしたちは
「ああ歳をとった。若い人は良い」
と身体の振幅を体感せざるを得ない

けれど
横軸(空間軸、相対依存)は
他者である

だから
まず
「一次に自我があり、
他者が二次となる」

お友達のお坊さんは
そのことを
意識しないといけないね、
と言いたかったのかな

---

派生するのは
言霊だ

もう一度書きます

子供は時間軸がない
生まれた時は
時間なんてなく
空間しかない

ミルクが欲しくて
泣くのは
言語以外
何物でもない
つまり
まだ人間言語を
獲得する前の
極めて原初的な言語は
叫ぶ、泣く
である

---

昔は『脳』の概念がなかった
頭蓋骨をかち割って
中身を見る解剖がなかった

だから
心、感情、精神と名づけた

解剖学者
養老孟司先生の言葉を想起
「解剖とは名前をつけることだ」

分類し
区別することで
人は安心する
実はすべて相関関係にあるのに、だ


心の病とか
精神的ダメージとか
言葉が古い

脳科学の分野の
言葉に変えるべき

心ってどこにある?
ないよそんなの

精神って何だ
わかんないよそんなの

感情って何
わかんないって!

真実は科学にある

脳細胞と脳細胞を
電気信号によって
伝達するシナプス
電気信号の過剰分泌や分泌減少が
すべて
『精神的苦痛』『心の病』『感情的』
の要因

電気信号が正常に働いていない
それだけのこと
だから
そこを調節する薬があるのに
偏見によって
飲まないのは
正しくない
腹が痛かったら
腹痛の薬を飲む
頭痛だったら
頭痛薬
脳内伝達物質が正常でない場合は
正常値に近づける薬を飲むのは
当たり前です
偏見に負けてはいけないです


発達障害という病名は
最近出てきて
「ああ私はこれだ、発達障害だ」
と安心できる

そういう意味では
養老先生の
解剖とは名前をつけることだ
が活きてくる
わたしは発達障害だ
と自己認識することで
楽になる
原因と結果が結びつく瞬間
ここを安堵とする

腹痛を
漠然と過ごすのではなく
医師によって
胃腸が荒れていますね
では薬
飲んで様子を見ましょう
となる

病名を付ける
臓器の分類を付ける
それで
人にとって
カテゴリーは希望です

脳科学

薬によって
または生活習慣の見直しによって
転居によって
電気信号が
正常に伝達する物質を
適量で放出する

さらにいえば
正常と異常の境目は
ない

―――


腸脳関係は
今や
医学では常識
腸内環境さえよくなれば
脳の環境もよくなる
つまり
うつになりやすい物質を
出すのも
腸だと判ってきている

腸内環境を整え
血行を良くして
口内環境を整備すれば
かなり
『精神的』は正常値に近くなると思う

心が病んだら
腸内環境を食事で整えること
そして
血行をよくすること

思い出してください
心が病んだ時って
たいてい
体が疲れているはずです

心とは何か
腸のことだ

なんちゃって!






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