kotoba日記                     小久保圭介

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お弁当箱は赤かった

2021年12月28日 | 生活
  
  
  


スオノオジ
妙に歩くのが速い
「スオさん、どうしたの? 歩くの速くなってない?」
とトイレから戻ってきたスオノオジに訊くと
「あのよお、こないだよお、郵便局行ったんだわ、でよ、出たら、ついてくるんだわ。あれは極道だな。取られたらあかん思って、早足で歩いて逃げたんだわ」
「それで、早足になったの?」
「そう。あれは極道だな。あぶなかったわ」

主語が壊滅的に欠落した会話ですけど、まあだいたい判りますよね
ともかく、もうスオノオジは、面白すぎて。
どうして、理由がそんなんだろうと笑

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ベンチに座る女人

自家製の
お弁当を食べていた

プラスティックの
赤い箸入れ
落とす

拾った
お弁当箱も
赤いことに気づいた
赤い色が好きなんだな
と思った

だからどうした?
小学生の作文か!

と言わないでください。
すべての文に意味があると思ったら
大間違い
ほとんどは
意味はない
『意味を付ける必要もありません!!』

いいですか
自由に書くのが大事です


だから何なんだ
そう言われるかもしれません
良いんです
目が見たことを
書くだけで


ただ
ああ
箸入れ落とした
拾ったな
と見ていただけです

そこで
お弁当箱の色に気づいた


これでいいのだ