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居酒屋さすらい 1088 - 驚愕の「ハムフライ」 - 「大露地」(港区新橋)

2016-11-08 19:09:46 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

MJはいつも当日に連絡を入れてくる。

「今、東京にいるんだけど、飲まないか」。

普段は特に店のリクエストをしないが、今回は違った。

新橋の「大露地」に「行きたい」と指名してきた。

大衆酒場が好きなMJのことだから、きっとこてこての店なのだろう。

 

果たして、店に行ってみると、確かにその店は濃厚な酒場だった。

新橋は立ち飲みばかりに目を奪われ、座りの古典酒場には目もくれなかったが、なかなか立派な店構えである。

桜が散りゆく模様を染め抜いた紺の暖簾。

年季の入った木戸。

菱紋に大露地と書かれた看板。

これだけで、期待を高めるに十分だ。

 

店内は変わった配列だった。

長テーブル6人掛けの基本構成。したがって、相席である。

3×3の真ん中に通されたら、新幹線の3人掛けシートのように運が悪かったと思うしかない。

今回のボクらがそうだった。

両隣のお客さんに気を使いながら、椅子に座り、メニューを見た。

奥の厨房の庇の部分に木札のメニューが並べられている。

すぐに「ぬた」のメニューが目に飛び込んできた。

「ぬた」がある店は、古典的大衆酒場である。とびきり、おいしいわけでもないのだが、これがあるとどうしても頼んでしまう。

 

MJはといえば、メニューをガン見しながら、「ここの『ハムフライ』はすごいらしい」とボクに言った。

何がすごいのか。言葉の意味は分からないが、とにかくすごい自信だった。

ともかく、生ビールと「ぬた」、そしてその「ハムフライ」を頼むことにした。

 

やがて、現れた「ハムフライ」は本当にすごかった。

厚さ1cm。いや、1.5cmはあるハムのフライである。

一般的なハムカツは長方形だが、「ハムフライ」は円形である。

まさにハム。

なんともまぁ、贅沢な。

早速、かぶりついてみる。肉汁がしみ出すのがよく分かる。

これはうまい。うますぎる。

 

ビールを飲み干し、ボクは日本酒に。

「ぬた」に合うのは日本酒だ。この店、日本酒は「千福」。これもまた素晴らしい。

 

店の壁には吉田さんのポスター。

どうやら、類さん、この店にも現れた様子。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひざげり)
2016-11-09 07:12:01
こちら一度、行きました。

おっしゃる通り、相席がきついですよね。

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Unknown (熊猫)
2016-11-09 17:17:50
長っ尻できないシステムともいえるかもしれません。
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