カレーさすらひ 083 - 鶏ももをヨーグルトに漬けてみた - 家カレー

前回の「ラッフルズカレー」を食べて、ちょっと勇気が出た。だって、自分の作ったカレーのレベルと変わらなかったから。

ならば、久しぶりに作っちゃお！と思い立ち、半年ぶりにカレーを作った。

全体の流れはカレー番長、水野仁輔さんの調理を踏襲しながら、雑誌「モノクロ ベストバイ」の「男の料理特集」を参考に、鶏もも肉をヨーグルトに漬けて半日ほど寝かし、加えた。今回、スパイスはクミン、クローブは分量。カイエンヌペッパーとターメリックを少し多目に入れた。途中までは、完璧だった。だが、出来上がりは、思ったほどではなかった。いつもよりはましという感じ。若干、ほんの微かに、申し訳程度にコクが出た。

あちゃー。何故、コクが出ないか。いつも行う自問自答を今回も繰り返す愚か者。かみさんの結論は、煮込む時間が少な過ぎだった。

やっぱりな。

カレーは煮込めば、煮込むほど野菜の甘味が出て、重層的な味わいが出てくる。いや、何時間も煮込むというのが、果たして一般家庭でできるのかと。せいぜい2時間だろうな。家で煮込めるのは。

ということで、またしても失敗に終わったカレーだった。