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中華さすらひ 084 - 冷たいお茶が付いてきた - 「光栄軒」(荒川区荒川)

2021-09-09 21:54:15 | 中華さすらい

生活が変わって、なかなか「光栄軒」に行けない日々が続いた。6月30日を最後に、もう2ヶ月以上。いかんせん、あまり電車にも乗らないから、これはもう自分から機会を作って行くしかない。

「飛葉」を出て駅へ。よし、「光栄軒」に行って、「炒飯」で〆るか。

マスターもママも、もう自分のこと忘れているんだろうな。

ければ、そんな心配は杞憂だった。

「あぁ熊猫さん、久しぶり」。マスターは笑顔で名前を呼んでくれる。やっぱり嬉しい。何ヶ月も来ていないのに、名前がすぐ口をついて出てくる。

お店は予想よりもガランとしていた。小上がりにお客さんはゼロ。カウンターは自分を入れて3人。いやこれまでも自分以外にお客さんが誰もいない時もあった。でも、今回は様子が違う。なんとなく、店内に熱がないのだ。お店自体が冷え混んでしまっているみたいに。こんな雰囲気を感じるのは初めてだった。今回の第五波は相当厳しいのだろうと思った。

「マスター、『炒飯』をお願いします」。

多分、最初から料理を注文したのは初めてだと思う。大体、最初のオーダーは「紹興酒」だから。

マスターがフライパンを振る姿を久しぶりに見た。目の前でマスターが全身使って調理をする。このカウンターから見える景色がいい。

「炒飯」が運ばれてくる前に冷たいお茶が運ばれてきた。暑さは過ぎたけど、やっぱり冷茶はうまい。そして「炒飯」。63日ぶりの「光栄軒」の「炒飯」。

一口いただくと、もうスプーンは止まらない。「わ〜い」、心の中で、もう一人の自分がはしゃぐ。

やがて、自分の右隣に一人客が来た。

彼はあれやこれやといろいろ考えているようだ。マスターが「さ、何にしやしょう」と彼に声をかけると、男は自分のお茶に一瞥した後で、「お酒は出ないんですよね」とマスターに尋ねた。マスターは「えぇ」とすぐさま答えた。

「炒飯」はあっという間に自分のお腹の中に消えていった。「飛葉」で結構もつやきをいただいたが、自分の中にまだこんなに余力があったとは。

今夜はマスターとママ、そしてM本さんにも会えた。冷たいお茶もおいしかったし。

今日の「飛葉」、「光栄軒」のルートは申し分のないほど良かった。緊急事態宣言が続く間、しばらくこのコースでいこうと思った。

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2 コメント

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Unknown (ジャン)
2021-09-11 14:40:25
火曜日に光栄軒でランチしました。
10:45に行ったら先客が5人か6人いたので、何時に開けたんだろ。
ラーメンセットにグラついたのですが、半炒飯ともう一品にしました。

ジャン妻から世間の様子を見たうえで、ブロ友さんと飲みOKが出ました。
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Unknown (熊猫)
2021-09-11 16:59:29
ジャンさん。
自分は毎週水曜日午後を休みにしています。今週も水曜日に「光栄軒」に行きました。一日違いでしたね。もっとも時間は全然違いますが。

東京のコロナ感染者は十数日続けて前週の同じ日を下回っています。来週あたり1,000人を下回るかな。タイミングをうかがって、是非行きましょう。
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