「鉄腕アトム」のメロディを聞きながら、高田馬場駅を出ると雨はまだ降り続けていた。雑司が谷の都電の駅に差し掛かったとき、突然降り出した雨である。
どこかでビールを飲みながらご飯を食べようとぼくらはガード下のほうに歩き、気の利いた酒場を知らないので、とりあえず雨を避けようと、次の交差点の角を曲がったはじめの酒場に入ろうということになった。
そうして、街角を左折すると「土風炉」の看板が見えたが、ぼくは内心少しがっかりもしたし、実は安心もしたのである。
土風炉。
実に無難なチェーン店に。
雑居ビルはおんぼろな建物だったが、土風炉の中は実に豪壮な内装だった。そもそも天井が高い。通路には川が流れ、弁天橋のような和製の橋がかかっている。
演出が華美なのである。
これまで、土風炉は2店ほど入ったことがある。
一回目は自由が丘で。
個室居酒屋の走りのこの店は、とにかく全部屋が個室になっていた。それは画期的なことだった。もちろん、その当時こんな演出はなかった。
次に入ったのが所沢店である。地下にあるこの店も、これほど派手な演出は見当たらなかった。しかし、無駄とも思えるこの店構えで、ぼくらはテーブルに腰掛けた。
生ビール(504円)。
そして、「季節野菜の12品目ミネラルサラダ」(619円)。
創作風居酒屋の苦手なところは、料理の名前が長い点である。
ビールの値段はやっぱり高い。
他社の話になるが、「日本海 庄屋」のビール価格を以前、「高い」と指摘したら、なんと今週から値下げをしたようだ。
そりゃ、そうである。生ビール中ジョッキが570円は法外である。だいたい、日本の居酒屋チェーンはビールの値段が高すぎる。そう思ってみていると、近頃チェーン店はこぞって値下げをしはじめた。
この「土風炉」もようやく400円を割る金額としたのである。
「若鶏の唐揚げ」(409円)を頼んだ。
味は悪くはなかったし、居心地も悪くなかった。
和風の作りが雰囲気を落ち着かせていた。
演出は華美だが、和装は落ち着く。
だが、「無難だ」としかいいようがない。
※画像は同店のぐるなびより拝借
どこかでビールを飲みながらご飯を食べようとぼくらはガード下のほうに歩き、気の利いた酒場を知らないので、とりあえず雨を避けようと、次の交差点の角を曲がったはじめの酒場に入ろうということになった。
そうして、街角を左折すると「土風炉」の看板が見えたが、ぼくは内心少しがっかりもしたし、実は安心もしたのである。
土風炉。
実に無難なチェーン店に。
雑居ビルはおんぼろな建物だったが、土風炉の中は実に豪壮な内装だった。そもそも天井が高い。通路には川が流れ、弁天橋のような和製の橋がかかっている。
演出が華美なのである。
これまで、土風炉は2店ほど入ったことがある。
一回目は自由が丘で。
個室居酒屋の走りのこの店は、とにかく全部屋が個室になっていた。それは画期的なことだった。もちろん、その当時こんな演出はなかった。
次に入ったのが所沢店である。地下にあるこの店も、これほど派手な演出は見当たらなかった。しかし、無駄とも思えるこの店構えで、ぼくらはテーブルに腰掛けた。
生ビール(504円)。
そして、「季節野菜の12品目ミネラルサラダ」(619円)。
創作風居酒屋の苦手なところは、料理の名前が長い点である。
ビールの値段はやっぱり高い。
他社の話になるが、「日本海 庄屋」のビール価格を以前、「高い」と指摘したら、なんと今週から値下げをしたようだ。
そりゃ、そうである。生ビール中ジョッキが570円は法外である。だいたい、日本の居酒屋チェーンはビールの値段が高すぎる。そう思ってみていると、近頃チェーン店はこぞって値下げをしはじめた。
この「土風炉」もようやく400円を割る金額としたのである。
「若鶏の唐揚げ」(409円)を頼んだ。
味は悪くはなかったし、居心地も悪くなかった。
和風の作りが雰囲気を落ち着かせていた。
演出は華美だが、和装は落ち着く。
だが、「無難だ」としかいいようがない。
※画像は同店のぐるなびより拝借
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