新橋に久々に来てみると、立ち飲み屋が開店していたりする。だから時々、新橋はウォッチングしていなければならない。実は、数ヶ月前に烏森を散策していたら、知らない立ち飲みを見つけた。
「Touch know me」だって。洒落がきいてる。
店内を覗くと、客は誰もいない。ビニールシートをくぐって、中に入ると、厨房から声がかかった。
「お客さん、5時からなんすよ」。
時間を見たら、16:45分。あと、15分か。短いようで長い。早く、何か飲みたかったから、ボクは「晩杯屋」に行くことにした。「晩杯屋」で、「Touch know me」のことをネットで調べたら、もう一店、烏森に店を出していることが分かった。「晩杯屋」の帰り道、その店の前を通ってみた。線路沿いに面した店舗は、超満員だった。これはちょっと手強いな。
そして今回、線路沿いの店舗再にチャレンジ。相変わらず、店は満員だ。なんとか、店の間口の末席にポジショニングさせてもらい、ボクはホッピー(400円)をオーダーした。お店を切り盛りしているのは、若い女性。ハッピを着て、元気に仕事をしている。仕事ぶりはいいが、少しきつい印象を持った。オーダーを待つ顔が少し怖いのである。
だが、隣の男性グループの一人が言うには、この女性が店長で、しかも彼女はグラビアアイドルだという。正直なところ、冗談だと思った。どうせ昔、ちょっと雑誌に載ったくらいだろと。彼女には悪いが、そんなに器量がいいとは思えなかった。寛骨が高くて、そんな風には見えなかったのだ。でも、隣のグループのヒロキングさんは、ずっと彼女を絶賛した。
店は串焼きがメインである。
やきとんは1本120円。やきとりが同170円。微妙に高い。「牛すじ煮込み」が350円。 「ポテトサラダ」350円。微妙である。
試しに「ポテトサラダ」と「カシラ」と「ハラミ」を頼んでみた。
ポテサラ、うまい。串焼きも悪くない。とりわけ、串焼きは、エリカ店長と書かれたグラビア店長が、先頭に立って焼いている。でも、味は平均点だった。とびきり可もなければ、とびきり不可でもない。悪くないけれど、「これだ!」という訳でもない。
ホッピーの「ナカ」 は150円。まぁ、及第点か。
なんとなく、もの足りなさを感じたのは、気のせいか。まるで、キャバクラの帰り道みたいな空しさみたいなものも胸に去来する。決して、損した訳でもないのに。
後日、とあるネット情報で、エリカ店長が某一般誌のグラビアランキングでトップになったという記事を見た。どうやら、二足のわらじを履いているのは、確かなようだ。
立ち飲みにもアイドルの流れがきた。ただ、それだけでは、飾り窓の女だ。ワクワクするような立ち飲みになってほしいと思う。でも、今はまだまだワクワクしない。
微妙ですね。
一般人としてはキレイなんでしょうけど。
お店も画像を見る限りでは学生ノリのような。
ただ、店長としては、ものすごい働きぶりだと思います。
お店は確かに、学生ノリの部分があります。それに引っ張られると、あまり楽しめないです。
目の前で見たら奇麗だろうしw
ひざげりさんのブログを拝見していると、最近はだいたい行くお店が決まってますね。それはそれで羨ましいです。
一時期は、いつものでもない店に週5~6日行ってましたw
好きな店が明確になって、自分も少しずつですが、そうなりつつあります。
ひざげりさんの行かれてる店、全部気になってます。
いつものでもない店、秋元屋、立会川のお店。機会を見つけて、行ってみようと思ってます。多分、好きになるんだろうな。
安くて美味しいんですけど。
常連同士の繋がりが濃くなりすぎるのも考え物です。
その気持ち、よく分かります。
いつものでもない店は、常連さんばかりなのですね。ちょっと、気が引けてしまいます。
店を私物化する客にはならないように気をつけてます。
常連であること、自分は特別であることを誇示する欲求は多分誰にだって、あると思います。
ボクも気を付けます。