新百合ヶ丘というところに初めてきた。恐ろしく都会的で恐ろしくきれいでおしゃれな町であった。
ソフトボールの練習を終えて、打ち上げのためにこのお洒落な町にやってきた。17時から「やるき茶屋」で打ち上げ予定だったが、早い時間にこの町に着いてしまった。「やるき茶屋」の顛末については次回に詳細を申し上げるが、結局小一時間時間を潰さねばならず、我々ソフトボールチームは「京町家」という居酒屋がオープンしていることから0次会ということで、その店に入ることにしたのだった。
「おばんざい 旬の地魚 お酒」という言葉が店名に記されている。どうやら京風のお店のようだ。店の感じからするとFC店ぽい。調べてみると、やはりラムラグループの一業態のようである。
ちなみに「京町家」というのは主に京都の職住一体型の住居形式をいうようである(ウィキペディアより)。だが、この形式に沿って、店舗が作られているかは知らない。だって、おいらその京町家というのを見たことがないのだから。
でも確かに、店の内装はちょっと変わっていたように思う。
やけに細長いスペースで我々十数人が座り、ビールを注文した。ビールはスーパードライ。つまみは「九条葱たっぷりの出汁巻き玉子」に「泉州水茄子の刺身」というものを頼む。いずれも京野菜が入ったもので、食べてみるとすこぶるおいしい。どうやら本物のようである。
しかし、いつになってもこの「おばんざい」という意味がよく分からない。
京都の友人が言うには「大皿で盛ったもの」というような内容を教えてくれた。それでも、わたしたち関東人にとっては馴染みの薄いものである。
これから1次会だから、食べ物も飲み物も少し抑え気味に。
ビールをお代わりする程度だったが、さすがに運動の後の一杯は何ものにも代えられず、おいしいものだった。
京風というところが、この店のウリであった。確かに「だし巻玉子」は薄味の上品なものであったし、「泉州茄子」もさっぱりとしたもので、とてもおいしかった。
だが、何かが足りない。
そうだ!そうなんだ。
店員の人がバリバリに標準語を話していたりするんだが、これがどうにもいただけない。
やはり、言葉も京風にすべきではないかと思うのである。
ちなみにあまりにも騒がしい客に対しては「ぶぶ漬け」が無料で出てくるとか、そんな店だったらなお面白いのになと思うのである。
たった1時間だけだったが、店としては悪くない印象を覚えた。
ソフトボールの練習を終えて、打ち上げのためにこのお洒落な町にやってきた。17時から「やるき茶屋」で打ち上げ予定だったが、早い時間にこの町に着いてしまった。「やるき茶屋」の顛末については次回に詳細を申し上げるが、結局小一時間時間を潰さねばならず、我々ソフトボールチームは「京町家」という居酒屋がオープンしていることから0次会ということで、その店に入ることにしたのだった。
「おばんざい 旬の地魚 お酒」という言葉が店名に記されている。どうやら京風のお店のようだ。店の感じからするとFC店ぽい。調べてみると、やはりラムラグループの一業態のようである。
ちなみに「京町家」というのは主に京都の職住一体型の住居形式をいうようである(ウィキペディアより)。だが、この形式に沿って、店舗が作られているかは知らない。だって、おいらその京町家というのを見たことがないのだから。
でも確かに、店の内装はちょっと変わっていたように思う。
やけに細長いスペースで我々十数人が座り、ビールを注文した。ビールはスーパードライ。つまみは「九条葱たっぷりの出汁巻き玉子」に「泉州水茄子の刺身」というものを頼む。いずれも京野菜が入ったもので、食べてみるとすこぶるおいしい。どうやら本物のようである。
しかし、いつになってもこの「おばんざい」という意味がよく分からない。
京都の友人が言うには「大皿で盛ったもの」というような内容を教えてくれた。それでも、わたしたち関東人にとっては馴染みの薄いものである。
これから1次会だから、食べ物も飲み物も少し抑え気味に。
ビールをお代わりする程度だったが、さすがに運動の後の一杯は何ものにも代えられず、おいしいものだった。
京風というところが、この店のウリであった。確かに「だし巻玉子」は薄味の上品なものであったし、「泉州茄子」もさっぱりとしたもので、とてもおいしかった。
だが、何かが足りない。
そうだ!そうなんだ。
店員の人がバリバリに標準語を話していたりするんだが、これがどうにもいただけない。
やはり、言葉も京風にすべきではないかと思うのである。
ちなみにあまりにも騒がしい客に対しては「ぶぶ漬け」が無料で出てくるとか、そんな店だったらなお面白いのになと思うのである。
たった1時間だけだったが、店としては悪くない印象を覚えた。
ありがとう、師よ。
実は、京野菜の正確なことも知らないで、有難がって食べているオレが世間の標準みたいなものなんだと思う。
この店で、その希少種の京野菜が出されているとは思えないよ。
しかし、その目の玉が飛び出るほどの野菜だからこそ、京野菜のブランドがあるんだろうな。
京都になると急にブランドが変わるよ。
「京風ラーメン」「京風たこ焼き」に続いて、俺も店を出そうかな。
「京風たい焼き」とか。
どうかな。
京野菜の定義をウィキペディアで調べてみたら、
<以下ウィキペディアより引用>
京野菜(きょうやさい)は、一般的に、京都府内で生産された野菜の総称。
ただし京の伝統野菜やブランド京野菜は、主に京都地方で古くから品種改良が施され伝統的に生産され続けている野菜の品種群として定義されている。
とこうあった。
更には、イメージで京野菜として販売されているものも多いとの記述もあったんで、まあ、京野菜については、はっきり定義された物はなく、非常にいい加減なものだと言えるだろうね。
なお、京都のスーパーでは、伝統種の京野菜が売ってたりするんだけど、稀少で育成が難しいこともあってか、もうビックリするくらい高いよ。
俺に言わせれば正に貴族のくいもんだね。(笑)
あれを居酒屋で出すなんてことは、到底無理だと思うよ。お金持ちの家か、祇園の老舗料亭とかにしか需要ないんじゃないかと思うよ。
それにしても京都って、イメージ戦略で使われること多いよね。まあ、日本を代表するイメージインパクト大な土地だから、簡単に効果があるからって感じで使っちゃうのかなあ。
京風ラーメンとか、京風たこ焼きとか、住んでる人間からすると「そんなもんあらへんで。」っていうもの、かなり多いもん・・・。
オレはこの店に入るまでは京町家なんて知らなかったよ。
おばんざいについても。
お惣菜ね。なるほど~。
しかし、師の指摘も鋭いね。
>京都を押しだすなら、せめて京野菜の「賀茂ナス」をつこておくれやす・・・。
そうだよな。
でも、これってかなり便乗だと思うよ。
京野菜はブランドだから。
でも、多分京都の野菜農家からは仕入れてないと思う。
京野菜の定義として、京都で作られたものとかってあるのかな?
それとも、一応京野菜の種なら、どこで栽培してもOKなのかな?
やっぱ、ちょっとこの店偽者臭い気がする。
そういえば昔、おばさんの家がそんな風な作りだった。建て替えてすっかり今風の家に変わったけど。
格子とか、犬矢来とか、京町屋独特のものがあると共に、家の中には、昔ながらの土間とかおくどさん(かまど)があったりして、中々趣のある和風建築なんだけど、老朽化や、建築基準法などの影響で、どんどん減ってきているのが現状だ。
さて一方、おばんざいだけど、標準語で言うところの「お惣菜」になるかと思う。辞書などでは「京都の家庭の日常のおかず。」と書いてあったよ。
純和風の、おひたしとか、豆のたいたんとか、魚の煮たんとか、そんな感じだ。
居酒屋とかでおばんざいをメニューの柱にやっている店は、おばんざいを大皿に盛って、客が注文したら小皿によそって提供するというパターンが多いみたいだよ。
しかし、京言葉でないのはいいとしても、(関西の人間が変なイントネーションの標準語を喋ると気持ち悪いのと同様、慣れていない人が、アクセントが違ったまま、京言葉を頑張って喋っているのをドラマなんかで聞いたりすると、俺の場合はなんかむず痒くなってしまうんだよ。)おばんざいを標榜しておいて、泉州(大阪)水ナスはないんじゃないかと・・・。
京都を押しだすなら、せめて京野菜の「賀茂ナス」をつこておくれやす・・・。
まあ、「おばんざい 旬の地魚」という時点で、内陸で旬の魚なんか手に入らない昔の京料理の本来とかけ離れてて矛盾してるんだけど・・・。
まあ、チェーン店のマーケティングな訳だから、そこまでこだわる必要ないよなあ。
しかし、こういう京都っぽいイメージって、やっぱ集客力あるのかな???