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居酒屋さすらい 0443 - 日本酒豊富の貴重な立ち飲み屋 - 「たち飲み 吟」(港区新橋)

2011-06-03 16:19:30 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋
久しぶりの東京都内。
三田で仕事を終えたのだが、今晩は新橋に戻って、立ち飲みラリーを敢行しようと都営浅草線に乗り込んだ。

新橋駅に着く。
もうどのくらい、新橋で立ち飲みラリーはスタックしているだろう。「新橋 やきとん」を訪れてからもうまる3年。それから3年かけて、ようやく200mくらい南に進んだろうか。
まだ烏森にも入っていない。新橋はまるで立ち飲みの迷宮のようだ。
そして、またわたしはその迷宮のビルに迷い込んでしまったのだ。

ニュー新橋ビルと並ぶ、もうひとつのラビリンス。
新橋駅前ビル。
一体この中に何軒の立ち飲み屋が入っているのか。

さて、今晩は1号館のビルの入り口に、「立ち呑み処 へそ」と共にまるで狛犬のように双璧が並ぶ、立ち飲みの両巨頭。「立ち飲み 吟」の縄暖簾をくぐった。

以前、「へそ」を訪れた際、ホッピーがないことで、店を辞去してから、はや3ヶ月。今日は日本酒を飲むつもりで店に入った。

店内は割烹を思わせる店作り。店は暗いが、雰囲気は明るい。
厨房のカウンターに幾つかのつまみが盛られており、自由にとって食べる、センター集積型。最近、めっきりとこういう立ち飲みスタイルを見ない。
まずは生ビール。ビールはサッポロ。
つまみは「チョリソー」をチョイス。
純和風だが、つまみは和洋問わない。

肴は手作り系が断然多い。
例えば「もろきゅう」「冷やしトマト」「ソーセージ」などなど。
だいたい、一皿300円。
しかし、この肴にして300円は若干高いか。

頭上にはテレビ。
久しぶりにテレビのある酒場に来た感じがする。

ビールを飲み干し、満を持して日本酒を頼む。
「雪の茅舎」の純米吟醸、「五大天地」(300円)、「かほり鶴」の純米大吟醸(500円)の中から「五大天地」をチョイス。
明らかに値段で選んだ。
だが、値段なんて関係ない。
酒はいつも醸造酒を飲んでいるから、何を飲んでもうまいと感じる。
つまみは「マグロの刺身」。
小鉢で出てくるが、これが350円。
うんうん、悪くない。

そうしていると、店には常連と思しきサラリーマンが一人で入ってくる。
さて、もう一杯だけ飲んで帰るか。

これで新橋駅前ビルの立ち飲み屋は3店舗目。
「へそ」「圭の家」、そして「吟」。
いずれもスペースは限られているが、パワフルな店ばかりだ。これは、競争が激しく切磋琢磨しているからであろう。

ホッピーを飲ませる立ち飲み屋は珍しくない。
だが、うまい酒を飲ませる立ち飲み屋はそう多くはない。
その点、「吟」は貴重な店であるといえる。
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