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居酒屋さすらい 1830 - 納豆が小粒で残念 - 「てんまさ」(水戸市宮町)

2021-10-02 15:21:49 | 居酒屋さすらい ◆地方版

※緊急事態宣言発出前に訪問。

水戸で仕事を終え、駅前をぶらぶら。地方都市の場合、立ち飲み屋は少ないし、昼間から営っている酒場はあまりない。水戸も期待はできないなと思った。まずは駅前から物色したが、盛り場すらない。それならばと最後の手段をいきなり使う。スマホでまずは立ち飲みを検索した。すると、「立ち飲み酒場 ニューもっさん」という店がヒットした。情報によるとお店は11時から開いているという。早速、マップを頼りに行ってみると店は敢えなく閉まっていた。水戸の立ち飲みはそれ一軒きり。仕方ない、座飲みでもいいから、営っているお店を探そう。まずはまた自力で探してみることに。すると、「ニューもっさん」(後で分かったことだが、自分が行った店は「ニューもっさん」ではなく、「もっさん」だった)の裏手にかなり怪しいビルを発見した。テナントが入る店は酒場ばかりの雑居ビル。もしやと思い中へ。すると一軒だけ開店しているお店があった。

「てんまさ」。

重厚なお店である。こういう酒場は大抵一人飲みに対応していなくて、つまみの量も値段も高い場合が多い。ただ、郷土料理の店というのが気になり、入ってみることにした。ダメそうなら、早々に出ればいいのだ。

お店に入ったのが16時ちょうど。ボックス席に案内されたが、見たところお客は自分一人だった。水戸といえば納豆と鮟鱇。納豆はマストだな。おや酎ハイもあるか。ならば、まずは「酎ハイ」から。やがて酢の物のお通しも到着。うん、久しぶりにお通しのつくお店に入った。

メニューはさすが納豆のオンパレード。「まぐろ納豆」(500円)をはじめ全17種。「納豆オムレツ」や「納豆ピーマン揚げ」(420円)というメニューもある。その中から「いか納豆」(450円)をオーダー。そして「鶏からあげ」(500円)も。

でも「いか納豆」はちょっと残念。何故ならば、小粒だったから。やっぱ、納豆の本場なら大粒でないと。これじゃ、東京のスーパーで売っているのと変わりない。これはがっかりだ。いや、出来れば藁に包まれた状態で「いか納豆」が出てきたら最高だった。もっとも藁納豆はもう観光用でしか生産していないのだろうけど。

納豆の発祥の地には諸説あって、水戸はもちろん京都という説があることには驚いた。だって印象として西の人たちは納豆嫌いが少なくないから。ともあれ、自分は納豆が好きだ。子どもの頃、スーパーではまだ藁の納豆も売ってたし。

さて、気を取り直して、「あん肝からあげ」(500円)に。正直あまりおいしくない。これなら普通にあん肝にすれば良かったなと後悔。

「酎ハイ」を一杯おかわりして酒に流れようと思った。この店、茨城の地酒をふんだんに揃えているらしい。もちろんご当地、水戸の酒も。その水戸の地酒は吟醸の「副将軍」が一合800円。そして「一品樽生酒」が同550円。一合800円は庶民としてはキツい。ここは後者を選択。

さて、あてはどうするかとメニューを物色。「あん肝」(680円)にするかと悩んだが、尿酸値を考え、「いか塩辛」(350円)に。酒は可もなく、不可もなくといったところ。塩辛は多分自家製じゃないと思う。

お店はまぁまぁ及第点といったところ。ただ仕入れは期待するほど良くはなく、お店の演出は田舎の酒場丸出し。評価としてはマイナス側である。食べログの点数をみると3.57。いくら公式ページといっても、この点数はないと思う。上野アメ横によくあるショボい居酒屋に雰囲気は似ている。

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