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居酒屋さすらい 0524 - アジアンな雰囲気とボリューム満点の酒肴 - 「福和内」(取手市新町)

2012-03-29 13:50:03 | 居酒屋さすらい ◆地方版
アサヒビールの取手工場の脇を歩き、無性にビールが飲みたくなった。
取手駅の周辺は閑散としており、廃墟のようでもあった。店はなく、人が歩く気配もない。立ち飲み屋はおろか、居酒屋すら見えない。

ある程度、想像していた取手駅はもう少し雑然とした賑やかさがあると思っていた。
取手競輪という公営レースがあるので、ろくでなしが大勢いるのではないかと思ったところである。
しかし、わたしのビール病はもはや限界に達しており、早いとこビールを補給しなければ、取り返しのつかないところまできていた。
だが、時刻はまだ16時。
仮に居酒屋が見つかったとしても、まだ準備中という可能性はとても高いのである。

しかし、予想に反して、開いている居酒屋はすぐに見つかった。
えびすさんのマスコットが大きく笑う「福和内」という店だ。

店に入ると、異様な感覚に包まれる。
アジアの置物やアクセサリーがわんさと店内に飾られているからだ。
「福和内」という店名からは想像もできないような展開である。

カウンターに腰掛けた。
瓶ビールは「一番搾り」と「スーパードライ」。もちろん、「一番搾り」をチョイスした。
つまみは「牛すじ煮込」(580円)。
ボリュームはやたらと多い。
値段的にも高いが、これは2人で頼むのがベストであろう。
スープは適度に煮込まれているものの、恐らく大鍋でこしらえたものではないかもしれない。
何故ならば、若干肉が固かったからである。

目の前の大画面からは韓流ドラマ。
さすが、アジアテイストのお店である。
アジアテイストは店内の装飾だけではない。メニューにもしっかりとアジアンフードが並ぶ。

その中でわたしが選んだのは「ナシゴレン」(680円)。
わたしの大好物のひとつである。
酒は日本酒をチョイスした。
アジアンフードに日本酒とは大胆なことをしたと我ながら思う。

「ナシゴレン」はやはりおいしいものだった。
卵焼きもグッド。
味もバリで食べたものと遜色ない。この店の台所を預かる方はさぞアジアに詳しいものと想像できる。

酒は「霧筑波」(680円)。
もちろん地元の酒である。
地元で飲む酒が一番うまい。その気候風土と合っているからである。

「ナシゴレン」も相当に量が多かった。
この店、一人客には向いてないかもしれない。
だが、総じて店のクオリティは高いと思う。料理は抜群!聞くところによると、週末の夜は予約がないといっぱいだとか。

料理がおいしくボリュームも満点なら、文句はないもんね。
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