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居酒屋さすらい 1754 - 串焼きはタレが命 - 「いこい 支店」(北区赤羽南)

2021-03-04 22:04:56 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

この緊急事態宣言下の中で、小樽の兄貴が赤羽まで来てくれた。

わざわざ時間を作ってくれることに、ただただ感謝である。

朝の10時半に待ち合わせし、まずは準備運動。赤羽の散策である。今日は月曜日、「まるます家」はお休み。その休業の「まるます家」の脇をすり抜け、まずは「丸健水産」を偵察。シャッターが閉まっている。みーさんのご令嬢お勧めの店、「番長」は11時開店の準備中。

次にOK横丁へ。「若大将」も開店に向け、準備中。その先、「八起」は店名が変わっていたが、やはり準備中。実は、後で知ったのだが、2度目の緊急事態宣言下では酒類提供は朝11時からとのこと。つまり、赤羽ではルールが遵守されていた。

さて、OK横丁から、次に「いこい」側のエリアを散策。もちろん、「いこい」も準備中、「いこい 支店」も同様。思い出の「喜多屋」だけが、どうもまだまだ開きそうもない感じ。さて、どこへ行こうか。時刻は間もなく11時。

みーさんにお店の希望を聞くと、決定は自分の判断に委ねられた。「まるます家」が開いていたら、間違いなくそっちに行くが。さてさて。

「番長」か「いこい 支店」か。悩んだ挙句、「いこい 支店」に。

お店到着は11時10分くらい。つまり、開店から僅か10分後。それなのに、もうカウンターはぎっしりとお客さんが並んでいた。平日の朝。一体いつの間に。僅か20分前は影も形もなかった。ともあれ、我々は検温して、消毒液を手にかけ、テーブル席にポジションした。立ち飲み屋で検温したのは、これで2度目。しかも、「いこい」で検温が実施されているというのも、ある意味で意外だった。

さて、まずは元気よく、お店のおばちゃんに、「ビール、赤星ください」と叫んだ。このおばちゃん、確か怖いんだったな。まずは機先を制するという意味で。

串焼きをたんまりとオーダー。全てタレで。

やがて出てきた串焼きの山。これだけでも壮観な眺めだ。この一本一本を崩しながら、いただく。

うまし。

旨さの秘密は恐らくタレだな。甘口ながら、キリッとエッジが効いている。過去2度、「いこい 支店」を訪問し、確か串焼きをいただいたが、こんなにおいしく感じたっけ。それともみーさんと一緒だから、余計にうまく感じるとか。

飲みものは「いこいサワー」にスイッチ。甘酸っぱいバイス的なサワーが、これまた串焼きにピッタリ合うんだ。

ついつい、その後、「ホッピー」にまで手を出しちゃったりして、ゆっくりと、そしてまったりと幸せな時間が過ぎていった。

途中、何度もおばちゃんがお客さんを叱ってた。おばちゃん、やっぱり強い。「まるます家」も「丸健水産」もだらしないお客さんにはピシャリと怒るし。これって、赤羽の酒場の伝統なのだろう。はっきりお客さんにモノが言えるっていうのは。

なお、お代は全てみーさんから出してもらい。はい。すっかりもう、ご馳走になりました。

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