立ち飲みラリーの東西線編を久々に敢行してから、1週間後、今度は思い立って、京浜東北線編にチャレンジしてみた。
こっちは、すでに荒川を渡っており、埼玉県に突入。川口駅から西川口駅への旅である。
天下の盛り場、西川口。
13年ぶりの訪問。ここにも苦い思い出がある。
ある会社の記者会見をスーパー銭湯で行なった後、食事を食べ酒を飲み、中国人女性のクラブでしこたま飲んで記憶をなくし、多分西川口の駅で寝てしまったのだろう。気が付けば、全ての所持品がなくなっていた。
2万円とクレジットカードが入った財布、仕事のカバン、記者会見でいただいた引き出物。
金を失ったわたしは、高田馬場の派出所でお巡りさんから2000円を借り、家まで帰ったのだった。
その西川口に向かって歩いている。
なんか、不思議な気持ちがした。
西川口は立ち飲み屋には事困らないだろう。
何故なら、川口は稀代の盛り場だし、川口オートというおやじ達のパラダイスがある。競輪、競馬、オート、競艇あるところに汚い酒場あり、と昔から格言で言われている。
だから、心配していなかったが、こんなにいとも簡単に見つかるとは思っていなかった。
なにしろ、駅前についた途端、立ち飲み屋を発見したからだ。
店の名前は「ハチ公」。
店の前にはしっかりハチ公が鎮座ましましている。
しかし、なんで川口で「ハチ公」なんだろう。
そんなことはとりあえずさておき、早速店に入ってみると、ここは串揚げの店だった。
店は満員。厨房に面したカウンターと店の壁側に沿ってカウンターがあるが、人がびっしり。ダークになって、ホッピー白(350円)を頼む。
つまみはもちろん串揚げ。「牛ヒレかつ」(100円)を頼む。
串揚げは全品100円。
これは嬉しい。
飲み物も比較的やすい。生ビール400円は比較的普通だが、サワーは250円。
さすが、おやじたちがこぞっていく西川口の酒場である。
おでんも全品100円。
串揚げで一杯やるもよし。おでんでやるもよし。
この店が満員になるのもよく分かる。
スタッフは皆若く、女子の店員もいて、アイドル的な存在になっている。
わたしは、串揚げで攻めた。
これがけっこういける。
やっぱり、ホッピーと串揚げは最高のマッチングだよなぁ。
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