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居酒屋さすらい 1425 - 『なか』と『金宮ボトル』の謎 - 「海産物居酒屋 さくら水産 水道橋東口店」(千代田区神田三崎町)

2019-01-06 14:57:56 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

Uち~さんと、東京ドームシティの帰り道。どこかの酒場で反省会をしようと思っていたら、Uち~さんが突っ込んで行ったのが、「さくら水産」。

懐かしい響き。「さくら水産」。

ランチで入ったことはあるが、酒を飲むのは今回が初めて。思い起こせば、浜松町に事務所があった頃、Mっちゃんが、教えてくれたのが、「さくら水産」だった。

「兄さん、すごいランチの店がありますよ」。

ワンコインの定食は、ごはんおかわり自由。当時20年前の東京ランチ事情にあって、画期的なランチだった。ボクは頻繁に「さくら水産」に行った。

あれから20年、一度も夜の「さくら水産」を訪れていない。

それがよもや、唐突として「さくら水産」に行くことになるとは。

思えば、「さくら水産」が水産系居酒屋の走りではなかったかと、今になって思う。その後、流通を含めた変革が本格化して、水産系は居酒屋業界で独自の進化を遂げていき、「さくら水産」は凋落した。

店内は意外にも賑わっていた。

ボクらは「シークヮーサーサワー」(323円)を頼み、お通しの酢の物をつついた。

チェーン系の店で困るのが、酎ハイといった焼酎と割材の酒が「サワー」というカテゴリーに収斂してしまう点だ。その結果、甘い割材が多くなり、大抵の場合、ボクはがっかりする。「さくら水産」も例外ではなかった。ただし、興味深かったのが、「ホッピー」。セット(485円)をはじめ、「なか」(221円)と「そと」(323円)があるのはもちろん、「金宮焼酎ボトル」の300mlが別途用意されている。これが593円。果たして、「なか」とボトルとどちらがお得なのか。それとも「なか」はキンミヤではないというのか。

実はサワーを頼んだ後に、「ホッピー」の存在に気付いたため、この謎を解く機会はその後訪れなかった。

しかし、メニューの豊富さには驚いた。刺身、揚げ物、鍋、一品もの、そして握り。海産物だけではなく、焼き鳥まで。このメニューは、他のチェーン店より、多いのでは。

 

最後に握りをもらってしめた。

赤身にハマチ、サーモン、甘海老などなど。1貫が大きく、身も新鮮で、旨かった。

※値段は全て税込

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