立ち飲みラリー山手線編。
新橋での新たなステージの展開に見つけた「おーい 串かつ 100円や」。実は、その向いにも座り飲みが中心ながら立ち飲みスペースを置く店が存在した。
その名も「野焼」。
この店の名称にピンときた熊猫。そう、立ち飲みラリー東西線編で、ラリー史上初めて立ち飲み屋を探せずにギブアップした西葛西にて、入った居酒屋のチェーン店なのであった。
思い返せば、不思議な縁である。
言い換えれば、これで西葛西のギブアップもチャラになったといってもいいともいえる。
2011年7月は不思議な月でもあった。
立ち飲み「龍馬」、「buri」と図らずも多店舗展開する店に導かれ、気が付けば続け樣に訪問を行なってきた。
そして、今回も「野焼」という地味な店の店舗にたどり着いた訳なのである。
その「野焼」、西葛西の店舗とはまるで違う雰囲気であった。
店内は座り。外の道路沿いを立ち飲みスペースとして、活用。そのカウンターは、「おーい 串かつ100円や」と比べると、しっかりとしているのである。
赤く塗られた木のカウンター。
そこに陣取り、生ビールを貰った。
ビールはサッポロ。1杯が500円は相場としては高く感じてしまう。
店の主役は串焼き。
焼き鳥は2本からの受付となり、わたしは「正肉」「ハツ」を注文した。
各110円は良心的ともいえるが、いかんせん生ビールの高さが際立つ。
焼き鳥はオーソドックス。
この激戦区新橋にあって、やはり串焼きの最高峰に位置する「まこちゃん」に埋没してしまう。
だが、「煮込み」(310円)は少々際立っていた。
玉子が入っていたからである。
「煮込み」に玉子という組み合わせは真っ当ともいえるが、実は初めての経験でもある。
ラーメンに味付け玉子という組み合わせがあるように、「煮込み」にもその組み合わせがそんざいしてもいいはずなのだが、そのマッチングはこれまでなかった。
その「野焼」の煮込みはとてもおもしろいチャレンジをしていた。
ビールを飲み干し、次は「ホイス」(310円)に。
そう、ここにはホッピーというものがない。
「ホイス」なのである。
これはこれで、とても潔ぎがいい。
新橋にあって猫も杓子もホッピーが横行する中、あえて「ホイス」で勝負するその心意気は清々しさすら感じてしまう。
店内の様子は、外からはあまり見えないが、雰囲気はよさそう。
立ち飲みのスペースも活気があって悪くはない。
ただ、常時この店を贔屓にできるかといえば、そういう衝動にはなかなかなれない。
気軽さという点ではなかなか及ばない。
立ち飲みラリー山手線は、わずかに3mほど南に移動しただけ。
いったいいつになったら烏森口へたどり着くのだろう。
こんにちは。みーさんです。
3月はお会いできずに残念。
ところで、ホイスって知りませんでした。
やっぱオイラ、田舎モノです。
今度、ぜひ飲ませてください。
味をどうのこうの言うよりも、そのワールドに浸ってみたいんです。
よろしくお願いします。
その後、ご体調のほうはいかがでしょうか。
ホイス、わたしも知りませんでしたので、問題なしです。
最近は、取り扱う酒場も多くなってきたようです。
次回、東京に来られた際は、チャレンジしてください。
ではでは、次にお会い出来る日を楽しみにしております。