銀座の某病院に行くことになり、新橋駅のいつもの方ではないサイドに降り立った。拙ブログの熱心な読者ならば、よくご存知だと思うが、自分は自ら銀座に赴くことはない。全く無縁の街である。だから、新橋の銀座側に出ることは滅多にない。けれど、久しぶりに銀座に出てみると、知らない立ち飲みを発見したりして、新鮮だった。
そば屋と立ち飲みの二毛作の店。
「俺の㈱」の業態、「俺のスパニッシュ」。
へぇ、こんな店があるんだと感心した。
ガード下を歩くと、様々な飲食店が軒を連ね、その中には、大盛況の店があった。
「マルギン」という立ち飲み屋。外からでも一見して、店内が混雑しているのが分かる。賑やかな人の声が、夜の街の路上にまで、漏れてくる。頑張って入ってみることにした。店内はほぼ満員だが、カウンターを詰めていただき、ボクはポジションすることができた。
驚いたことに、ボクの両隣は、それぞれ2人連れの若い女性だった。いや、向こう側のカウンターに立つ、客らにも女性の姿がちらほらと見られる。女子率が高い。
ワインバルや片仮名系の立ち飲みだったら、女子率が高いのは分かるが、オーソドックススタイルの立ち飲み屋で、これほど女子が多いのは見たことがない。実感として、3割弱は女性ではないだろうか。やはり、銀座という立地がこうさせるのか。それとも、違う要因が潜んでいるのか。女性が客にいると、次の女性客は入りやすい。安心だから。一方、女性客がいない店は、一向に女性客は増えない。居酒屋は、その最たる例といってよい。
まずは、白「ホッピー セット」(390円)から。
つまみに、「ハムカツ」と串焼きの「ハツ」(160円)×2。
ホッピーセットは平均的水準。「おかわり焼酎」が190円であることを考慮すると、むしろ安い部類かもしれない。7丁目とはいえ、銀座は銀座である。
しかしながら、つまみはちと高い。串焼きの160円は高いと思う。それでも、オーダーした「ハムカツ」を見て、納得した。相当分厚い、ハムカツだ。これは良心的である。女子率の高さの理由は、銀座なのに、この安さにあるのか。
最後にオーダーしたのが、「玉こんにゃく」。
時々、隣のお嬢さんらと話しをしながら、和やかな時間を過ごした。店の雰囲気はいい。何故、今まで、ボクはこの店に導かれなかったのだろう。
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