「居酒屋さすらい」の歴史の中で、最も多く通った店が、御徒町の「村役場」である。
多分、10年間で60回は行ってる。けれど、「村役場」を「居酒屋さすらい」に掲載した回数は3回。
ちなみに「居酒屋さすらい」で最多登場回数を誇るのが、西新宿の「おいどん」と、ご存じ赤羽の有名店「まるます家」の4回である。
今回、「村役場」を取り上げるにあたり、最多登場回数の4回に並んだ。
御徒町界隈はガード下に「徳ちゃん」という昼間からやっている居酒屋ができて、様相が一変した。
昼飲みは「かっぱ」と「村役場」の一騎打ちだったが、「徳ちゃん」の出現で「村役場」の人気に陰りが見えてきた。
例えば土曜日の午後2時半。
「徳ちゃん」はもう開店し、店もほぼ満員、一方、「かっぱ」は開店前に長蛇の列。
だが、「村役場」はといえば、客が少ない。
何故か。
酒肴の値段が若干高いからか。ホッピーがないからか。
正直分からない。
それでも、近年の「村役場」、少しずつ変化を遂げている。
まず、瓶ビールはスーパードライだけだったが、サッポロの黒ラベルを揃え、ダブルネームにした。
これはボクにとっては有り難かった。スーパードライが苦手なので、かなり助かった。
もうひとつ、店の奥にあるボックス席に手作りの仕切りができた。
ベニヤで作られた仕切りなのだが、これで個室ムードが味わえる。
だが、実は最近会社の会合がめっきりと減った。
以前は恐らく月に20万円くらいは「村役場」に飲み代を納めたが、多分現在はその3分の1くらいかも。
税理士に注意された可能性があるのだが、とにかくとんと「村役場」に行かなくなった。
以前も説明したように、ボクと社長の打ち合わせはもっぱら「かっぱ」である。
そうそう、「村役場」で致命的にがっかりしたことがある。
メニューにないものを頼んだ際、速攻で断られた。
あぁ、検討の余地もないのかと。
わがままが唯一言えそうだったのが、「村役場」だったから、これにはちょっと参った。
ともあれ、今会社の会合で「村役場」が少し敬遠気味になっている。
こういうことはよくあることだから、今後こういう状態が続くとは限らない。
頑張れ!「村役場」!
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