「アジアでは日本が一番強いという自負がある」
ワールド・ベースボールクラシック(以下WBC)日本代表 王貞治監督の弁だ。
しかし、果たしてどうか。
筆者は既に00年のシドニー五輪の予選から、日本がアジアで断トツに強いわけではなくなったとみていた。
五輪において初めてメダルを取れなかったシドニーでの3位決定戦など、対韓国戦において、既に日本野球のアジア最強説は破綻したと感じている。
3月3日付けの日本経済新聞からの一節。
「宮本、松中、和田毅らアテネ代表組は『アジアを軽く見てはいけない』と気を引き締めている」と記す。
言い換えれば、かつてはアジアを軽く見ていたともいえる。
やっぱり、3月5日の対韓国戦も相手を舐めてかかっていたのだろう。
その試合は、まるでアテネ五輪の対豪州戦を見ているようでもあった。
04年8月18日、7回表に逆転された日本は、その裏から登板したウイリアムス(阪神タイガース)の前に沈黙し、金メダルの夢が潰える。
そして、WBCの韓国戦でも8回表に逆転されると、その裏から登板した具台晟に手も足も出ずに敗れ去る。
どうも、日本はこうした変則の左投手に弱い。
そして、ことごとく抑えられて敗退する。全くもって進歩もなく、アジア最強で世界一を狙う、という目標も、それに到達する前に掛け声倒れに終わるようだ。
韓国は渡辺俊介投手に対して果敢に攻めていった。
僅か4回2/3の中で受けた死球3つが、それを物語る。
一方、日本はどうだったのか。
左腕、具台晟投手の前に日本代表は腰がひけてなかっただろうか。
今回は、まだ世界一への挑戦は終わってはいない。
だが、工夫もなくただ打つだけの攻撃なら2次リーグでまたもや同じ轍を踏むような気がしてならない。
熟成されたチームでもないのに、「スモールベースボール」だなんてちゃんちゃらおかしい。
ワールド・ベースボールクラシック(以下WBC)日本代表 王貞治監督の弁だ。
しかし、果たしてどうか。
筆者は既に00年のシドニー五輪の予選から、日本がアジアで断トツに強いわけではなくなったとみていた。
五輪において初めてメダルを取れなかったシドニーでの3位決定戦など、対韓国戦において、既に日本野球のアジア最強説は破綻したと感じている。
3月3日付けの日本経済新聞からの一節。
「宮本、松中、和田毅らアテネ代表組は『アジアを軽く見てはいけない』と気を引き締めている」と記す。
言い換えれば、かつてはアジアを軽く見ていたともいえる。
やっぱり、3月5日の対韓国戦も相手を舐めてかかっていたのだろう。
その試合は、まるでアテネ五輪の対豪州戦を見ているようでもあった。
04年8月18日、7回表に逆転された日本は、その裏から登板したウイリアムス(阪神タイガース)の前に沈黙し、金メダルの夢が潰える。
そして、WBCの韓国戦でも8回表に逆転されると、その裏から登板した具台晟に手も足も出ずに敗れ去る。
どうも、日本はこうした変則の左投手に弱い。
そして、ことごとく抑えられて敗退する。全くもって進歩もなく、アジア最強で世界一を狙う、という目標も、それに到達する前に掛け声倒れに終わるようだ。
韓国は渡辺俊介投手に対して果敢に攻めていった。
僅か4回2/3の中で受けた死球3つが、それを物語る。
一方、日本はどうだったのか。
左腕、具台晟投手の前に日本代表は腰がひけてなかっただろうか。
今回は、まだ世界一への挑戦は終わってはいない。
だが、工夫もなくただ打つだけの攻撃なら2次リーグでまたもや同じ轍を踏むような気がしてならない。
熟成されたチームでもないのに、「スモールベースボール」だなんてちゃんちゃらおかしい。
そういう定義も曖昧なのに、「スモールベースボール」を目指すだなんていう。
特に「週間ベースボール」誌上で頻繁に使われているところが、また滑稽です。
また、ホワイトソックスの「スモールベースボール」に疑問を呈する声も少なくありません。
そんな、スローガンを標榜する前に、「泥臭くても塁に出ろよ」と言いたくなりますね。
カープからも新井貴浩選手しかいませんよ。
黒田投手はリタイアです。
今晩、この欄で書き忘れた部分を補足して再アップする予定です。
元々そういう言葉があるのか知らないけど、わざわざそういう風にやるゾって言うのがおかしい。
松中君とか、一次リーグは器用にこなした感じはするけど、スモールベースボールなんて言われることは去勢されるようなもんじゃないのか?
おいらはオリンピックでも何でも「ニホン、頑張れ!」って感じじゃないんだけど、WBCは頑張れニッポンって言っちゃうかも。
でも、読売からはUエハラくんだけなんだよね……