城西の大手居酒屋チェーン、「四文屋」。その評判の良さは、とても気になっていた。特に、橋本健二先生が、ブログで絶賛されているのを見て、いつか行ってみたいと思っていた。けれど熊猫、なかなか中央線に乗らないのだ。その結果、拙ブログの15年のキャリアで、一度も「四文屋」に行ったことがなかった。しかしながら、その「四文屋」が、とうとう秋葉原に来た。正確な数字は分からないが、都内に30数店を構える同店が、都内の西側以外に、出店したのは、多分秋葉原店が初めてではないだろうか。
この店、常に混んでいる。2年前くらいから、店の前を通り過ぎると、17時を過ぎたばかりなのに、常に満席になっているのを何回も目撃してきた。いつか入ろうと思い、ようやくその時がきた。
今回のメンバーは、A藤君、A見さん、N藤くん、Sぎ君、そしてボクの5人。混雑していたが、かろうじて4人が入店できた。やや狭いスペースのテーブルに4人が着席。ボクらは、まず銘々の飲み物を注文した。しかし、まぁメニューが豊富だ。ただ、「生ビール」は500円。これは、ボクとA藤君が考える安価な酒場水準には至っていない。メニューはわりかし、高いのかと思いきや、串焼きは100円、「もつ煮込み」は350円と、実際はそうでもない。
ちなみに、席料は108円/人。これは、ちょっと理不尽だ。なにしろ、そういうアナウンスが事前にない。会計した時に初めて分かるのだ。
とりあえず、乾杯用に全員「生ビール」を注文した。本当は、「チューハイ」をオーダーしたかったが、それが見つからず、妥協しての「生ビール」となった。後で分かったのだが、どうやら「チューハイ」に相当するのが、「金宮サワー」(400円)らしい。
「四文屋」は、もつが得意らしい。串焼きもそうだが、刺身もラインナップが充実している。
ガツ、小袋、センマイ、レバー冷製。これらをミックスして、注文することかできる。
とりあえず、「ポテトサラダ」と「ガツ刺し」(100円)。
「ポテサラ」は、手作り。胡椒が味にアクセントを加えている。
「ガツ刺し」も含めてうまい。
すると、ドリンクメニューに、意外な品を見つけた。
「梅割」(350円)。え?あの「梅割」?キンミヤで梅シロップを割ったという、あの「宇ち多"」、「寅屋」の「梅割」っすか。これは、頼まないと。もつにばっちり合う「梅割」はご機嫌な酒だ。あのアンバーな憎いやつ。
だが、この「梅割」が若干残念だった。
姿形は、「宇ち多"」のそれにそっくり。しかし、味は若干甘い気がする。いや、梅のシロップって、「天羽の梅」を使用しているはず。だから、「宇宙ち多"」や「寅屋」と同じ味がするはず。これは気のせいか。
なんか、疑問を感じながら、一杯目を飲み干し、二杯目を飲むと、やがて気持ち悪くなってきた。もしかすると、割材が違うのかもしれない。
ともあれ、初の「四文屋」は、エキサイティングな経験だった。メニューが豊富でうまい。とりわけ、もつ刺しが安くて楽しめるのが、素晴らしい。
A藤くんも、こう言っていた。
「『四文屋』いいかも」。
飲みたびに後悔します。酔いすぎるし口の中がずっと梅割りの味になっちゃうので。
下町ハイボールの天羽の梅はそのままじゃなく各店独自のブランドをしてるらしいので、梅割りのシロップも同様でしょう。
金宮サワーは確か梅割りの炭酸割りだったと思います。
四文屋に有って秋元屋に無い大根酢醤油、ひさびさに食べたいなぁ。
店によって、味が違いますから、注意しないといけません。理想は成田にある「寅屋」の「梅割」です。
「キンミヤサワー」は、「梅割」ベースでしたか。まだまだ、「四文屋」は謎がいっぱいです。
四文屋、他には山芋の浅漬けとか、今は無いと思いますがカシラ刺しが好きでした。
ひざげりさんは、「四文屋」も詳しいですね。結構通われたのでしょうか。
秋元屋にシフトした理由は
飲み物が良い。
モツ以外のサイドメニューが充実している。
四文屋は客が騒がしすぎる。
等です。
だから、詳しいのですね。高円寺は憧れです。なかなか普段行けないところで、「居酒屋さすらい」では、まだ一度も行ってないと思います。
「四文屋」は確かに、いいお店ですが、いい意味でも悪い意味でも、町の居酒屋って感じですね。「秋元屋」とはスケール感が違います。
その四文屋の出身ですけど本郷三丁目の、もつ焼きじんちゃんは緊張感が半端ないです。
秋元屋の社長も緊張したと言ってました。
「四文屋」からの独立なんですか。
「秋元屋」の社長も緊張。いやはや、すごいプレッシャーですね。
一度は、行ってみたいと思っていますが、気が重いです。