年に4ヶ月しか収穫できないというトマトをふんだんに使ったというレトルト「大人のトマトカレー」。その珍しいトマトは長崎県の離島、高島にあるたかしま農園産のもの。カレーのパッケージの裏面にそのトマトの画像が載っているが、トマトの下部が尖っており、平生我々が目にするトマトとは一見して違う。多分かなり珍しいトマトであることがうかがえるのだ。
八重洲にある長崎県のアンテナショップで、このカレーを見たとき、真っ先に買おうと思った。このトマトのカレーはただ者じゃないと。黄色いパッケージも心にグッときた。トマトカレーならば、赤地にしたいところ。そこを黄色地に大きなトマトのイラストにしたことでかわいらしいキャッチーなパッケージングとなった。
そのカレーは期待に違わず、近年稀にみるうまさだった。トマトが濃厚だったのは言うまでもなく、甘さと酸味のバランスが素晴らしかった。太陽の匂いを感じるといったら大袈裟だろうか。まさに自然の恵みそのもの。その瑞々しさを余すことなくパッケージングしたって感じ。
そのトマトをベースにインド系のスパイスをふんだんに用い、しっかりとしたインディアンカレーに仕上がっていた。ともすれば、前週に食べた「エチオピア」のカレーよりもうまいと感じたほど。
「カレーさすらひ」史に残るレトルトカレーといっても過言ではないかも。機会があったら、また買いたい。いや、その長崎の高島を訪れて、一度そのトマトを食べてみたい。
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