![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/df/29e11b70a4221ce44ab972b7200801d7.jpg)
鞍馬山の紅葉を楽しみ、さて家路に着こうかと京都駅に。さて、最後の仕上げは立ち飲みだ。
「お立ち飲み処 ひょうたん」。
ヨドバシカメラの角を曲がったら、あの毒々しい店が見えるはず。緑色のテント、ともすると、ミルマスカラスのマスクみたいな。
そう思い、コーナーを曲がると、ケバい緑のテントはなく、そこにはアイボリーの優しい色彩のテントの店があった。一瞬、「ひょうたん」が別の店になったかと思ったが、そうではなく、ひとまず安心した。京都の景観を意識した淡い色使いに変えたのか。
この店に来るのは、4回目。ざっと5年ぶりくらいか。
店に入ってカウンターにポジション。まずは酒をオーダーした。お店にはこれまで見たことのない女将がいた。美人だが、気さくな感じではない。いかにも京都美人という風情である。
鞍馬山に行って、すっかり体が冷えた。おでんでも貰おうか。
女将に「おでん」を頼むと、つんけんとした感じで「はい」と言う。自分の中では、「ひょうたん」の客あしらいはいいとは言えないものの、あからさまにつんけんされたことはない。いや、もしいやぁな気分になったら、二度と来なかっただろう。
おでんはホクホクでかなりおいしかった。
京風おでんなるジャンルがあるが、「ひょうたん」のおでんは出汁が上品で、これが立ち飲みでいただけるのかという、極めてレベルの高いおでんである。
やっぱ、うまいな。
お酒をおかわりして、つい調子に乗ったのか、女将に話しかけてしまった。
「以前は緑のテントだったけど、落ち着いた色に変えたんですね」。
女将はちょっと、気乗りしないような感じで受け答えしはじめた。
「3年前に変えたんです」。
何で変えたのか知りたかったが、そんな雰囲気でもなく質問をやめた。なんだか、この女将、気にせず話しかけていると、いきなりぶぶ漬けを出してきそうな雰囲気である。いけずな感じ。
これまで3回は楽しく飲めたお店。今回は楽しくなかった。テントの色とともに、お店も変わってしまったのだろうか。
ちょっと、残念である。
コロナ禍で休んでるのかな。
少なからず、お店の客には観光客もいるだろうし、自分みたいに出張の人もいたし。お客は減ったんだと思う。
派手な点とだったときの画像は下記に載ってます。落ち着いた外観になったのが災いしたのかな。
https://blog.goo.ne.jp/kumaneko71/e/8fed3f9ec35f8fae053579780c5332fb
浅草も今だと普段は入れない店に普通に入れます。
先日も尾張屋で松茸そば食べて来ました。
あの大きな海老天の店?
いいねぇ。
しかも松茸って。いいなぁ。
今年は松茸が安いみたいだね。
普段だと国内外の観光客や、地元の人で大混雑してるんだよね。あそこの松茸そばはどこよりも早く始まりどこよりも早く終わります。そろそろ終わるんじゃないかな~。