「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

お風呂さすらい 103 - 『道後温泉』が霞んで見える - 「たかのこの湯 」(松山市鷹子町)

2019-05-15 23:51:24 | お風呂さすらい

出張の宿は、当日の朝、移動中の車内で予約をするようにしている。もっぱら、楽天トラベルにアクセスして掘り出し物を狙う。当日キャンセルの部屋が格安で出ている時があったりする。この松山出張でも、思いがけない宿を堀あてた。

「たかのこホテル」。

駅から遠いし、たいして期待をしていなかったから、ホテルに着いたら、かなりの衝撃だった。清潔なデザイナーズホテルだった。フロントに並んだとき、自分の前にチェックインした若い女性客は一泊の宿泊費、1万2,000円を支払っていた。たかっ!自分はたったの5,000円。そりゃ、部屋の種類があるし、一概にはいえないけど、部屋に入って、更に驚いた。ダブルの部屋で、かなり豪華。ベッドだけど和室っぽい。これって、何か訳ありか、と疑いたくなる。そんな部屋だった。

更に圧巻だったのがお風呂、「たかのこの湯」。一階の離れにある赴き深い雰囲気の施設だ。部屋に備え付けのかわいい和風ランドリーバッグに着替えを入れて、出掛けてみると、そこはかなり広いお風呂だった。いくつもの浴槽があったし、露天だってある。

更に驚いたことに、そのお湯ときたら、ぬるぬる感抜群。やや白濁した湯は、かなり泉質が濃いとみえ、気持ちがよい。長い時間、入ってると湯あたりしそうな感じ。

「かけながし」、「天然炭酸泉」の触れ込みは、全く誇張なんかではない。湯量豊富な温泉がじゃばじゃば湯船から溢れている。

しかし、松山といえば、道後温泉だが、その影に隠れて、このホテルといい、温泉といい、相当なポテンシャルだ。いや、秘かに道後温泉に行こうかとも思ったが、断然こっちの方がいい。実はこの日一緒に仕事をした、Mター保険氏も、「あのホテル、人気ですよ」と教えてくれた。

聞くところによると、その昔、ここは「大師の湯」と呼ばれ賑わっていたとのこと。古来より、涌き出る温泉は、相当な歴史を持っているようだ。長旅の疲れも一気に吹っ飛んだ。出来るなら、また泊まりたい。そんなホテルと温泉だった。「お風呂さすらい」史上、最高の湯と言っても過言ではない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 居酒屋さすらい 1481 - また... | トップ | 居酒屋さすらい 1482 - はじ... »

コメントを投稿