T根と飲む約束をしたら、彼の奥方、M子さんも一緒に現れた。30分くらい、時間がとれるらしい。
店を決めておらず、さてどこに行こうかとなったが、「時間がもったいない」から、満席だった「まるます家」の裏手の「魚友」に入った。この店は昔、「八起」だった時代に入ったことがある。
「魚友」は赤羽にもう一つ、店舗を持っており、勢力を拡大中。
さて、テーブルについて、T根夫妻は「生ビール」、自分は「ホッピー」白を注文した。
T根とは定期的に会っている。元同僚の友人は彼しかいない。
古巣の現在を伝えてくれる彼の情報は貴重だ。
古巣は2カ月前に社長が変わった。このブログにも度々登場したA藤君が社長に就任したのである。ただ、これはもう10年前から想定内。しかし、想定外だったのは従来の社長が取締役に降格し、会社に残ったこと。こんなのは前代未聞だ。
10年前、前社長はたしかこんなことを言っていた。
「自分は60歳になったらスパっと辞める」と。だが、彼は63歳まで引っ張った。事業承継が心配だったら会長職で留まればいい。だが、彼が選んだのは取締役である。
恥ずかしくないのかなと思う。
これを聞いた、某団体のトップは、わざわざ自分に電話をかけてきて、「何か不祥事があったんですか」と聞いたきた。いや、不祥事なら辞任だと思う。目的は傀儡と金なんだと思う。
この日の飲み会は、T根の愚痴を吐露してもらいたかったのだが、M子さんが来たということは、彼女も鬱憤が溜まっているらしい。
自分はもう、その会社とは全く関係がないから、他人事のようで逆に面白い。はたからみると滑稽でもある。
お通しがきた。煮込んだ何かがきたが、よく分からない。
そしておもむろに、T根が「マカロニサラダ」(490円)、「もつ煮」(490円)、「コブクロポン酢」(390円)をオーダーした。価格は税抜きだから、490円の料理は500円超えである。だから、一品一品は決して安くない。マカサラなんか、この値段はちょっと高い。あとは、そのボリュームだ。
T根もM子さんも、会社の状況に不満顔。社長のA藤君はT根より、5,6歳ほど年下だから、憤りはあるはず。だって7,8年前に、A藤君が取締役に就任した時、T根は社内で暴れたし。
M子さんもビールを飲みながら、会社がどんどん酷くなっていると感じているみたい。今に始まったことではないけど、もう無法地帯だから。
運ばれてきたマカサラはそれほどボリューミーではなかった。やっぱ水準として、この酒場は高い。数軒隣の「若大将」も高めだし、このOK横丁の店はちと注意しないといけない。
と、ひととおりまくしたてていたM子さんが、退出の時間になった。どうも、ママ友と約束があるらしい。
我々はそれから、「レバ刺し」と「タン刺し」(490円)を頼んだが、どうにもイマイチ。やっぱ、「宗屋」のホル刺しを食べると、もうどこも食べられない。肉とタレの両方がもうダメである。
「中」を一回だけおかわりし、T根は生ビールを追加した。たいして、飲んでもないし、お腹も満足ではないが、この辺でお会計すると6,400円。。M子さんは一杯しか飲んでないから、割高感はある。
割高感は否めない。
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