![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/cc/e13e40e976e704564bc69af9623daa43.jpg)
新木場の駅を降りるとプンと木の匂いが鼻腔をつく。
駅のエスカレータを下っていくと、今度は排気ガスの匂いも混じりはじめた。いつものことである。
新木場は居酒屋が少ない。東京メトロとJR線のターミナルだというのに。
いや、JR京葉線の駅はいずれも居酒屋が少ない。
例えば、葛西臨海公園駅の周囲は居酒屋が皆無だし、二俣新町駅は居酒屋どころか、駅前にデイリーストアしかない。何がウォーターフロントだっつぅの。
さて、新木場駅の居酒屋事情。
千石橋の交差点にある「新木場センタービル」の中に「鬼平」という居酒屋。そして、もうひとつが駅前の「丸惣2」である。
「丸惣2」は厳密には居酒屋とはいえないかもしれない。定食屋がいつの日か、酒を出すようになり、やがて夕方にサラリーマンが詰め掛けるようになったと、そんなあんばいだろう。
同店の看板に掲げられている「新木場食堂」の文字がそれを物語る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/1f/bc0dbe7f7b5289d22bd14ee2e9e3a1c5.jpg)
わたしは、以前から気になっていた。この店のことを。
Sップオン・ツールズに訪れた帰り、2階にあるこの店を何度となく恨めしく見上げたことか
店の下から覗くとガラス張りの店舗が少しだけ見える。
「あっちの世界はどうなっているのか」。
わたしは、何度もため息をついたことか。
しかし、この店、不思議なことに、いつも必ず開いていた。何時であろうと。
大体、新木場に用事があるのは、午後が主なのだが、14時であろうと、16時であろうと、店は大体やっているのである。
看板を見て、ようやく理解できた。
なんと開店は10時30分なのである。
ということは、朝酒もばっちりなのである。
階段を上がると、自動ドア。自動ドアにはトータス松本さんがビール風飲料を飲むポスターが貼られている。その向こうには恐ろしく巨大な業務用の冷蔵庫が見える。
一体どんな店なのだ!
ドアを開けると、なんか拍子抜けした。
そこには魑魅魍魎とした世界はなく、ちょっと乱雑な学食のような雰囲気の店が現れたからだ。
大きなテーブルの一角には、初老の人たちが既に大勢で飲んでいる。
わたしは、店のほんの隅っこのカウンターに腰掛けて、陣取った。
そして、おもむろに壁に目をやると、「アサヒクリア生」が「350円」などと書かれている。
「よし、これにしよう!」と甲斐甲斐しく店を巡回するオヤジさんに「ビールね」と告げると、2分後に出てきたのは「スーパードライ」であった。
「アサヒクリア生」を飲む場合は、しっかり、この旨を意思表示しなければならない。
肴は厨房の際にあるカウンターにまとまって置いてある。それを自ら取るセルフ式。ちなみに、その時会計も行うというシステムだ。
驚くのは、その安さと種類の豊富さである。
最も安いのは90円の「焼き鮭」と「赤生玉子」か。とにかく、酒肴の種類が多く、どれをとろうかとても悩む。
次に目に付いたのが「冷奴」。これが僅かに130円だ。
いずれも、量はさすがにたいしたことない。だが、酒飲みなら、チビチビと色々なものを食べたくなるだろう。そんな酒飲みにはぴったりなお店といえる。
しかし、やっぱりわたしは貧乏性なのだ。
これら90円のメニューを買って、再びカウンターの席へと着いたのだった。実は「クジラベーコン」を食べたかったのだが、値段(失念)を見て、どうしても躊躇してしまうのだった。
酒肴は断然魚系が多いように感じる。それは、目と鼻の先に築地を控える強みだろうか。
だが、焼き鳥もしっかり用意されている。火はもちろん、炭火。
「つくね」「にんにく」「レバー」「鳥皮」「ネギ間」が各120円。ただし、これら5本セットを頼むと500円となる。
お酒の充実ぶりも素晴らしい。
ビール、ビール風飲料。酒2合が690円。1合が370円。もちろん焼酎もあるが、圧巻だったのが、カクテルまで各種取り揃えている点である。
店内のガラス窓からは強烈な西日が差し込んでおり、部屋を黄金色に輝かせている。
実はまだ17時前なのだ。
明るいうちから、一杯やれる、そんな食堂が近所にあればなぁ。この存在、、かなり貴重だと思う。
駅のエスカレータを下っていくと、今度は排気ガスの匂いも混じりはじめた。いつものことである。
新木場は居酒屋が少ない。東京メトロとJR線のターミナルだというのに。
いや、JR京葉線の駅はいずれも居酒屋が少ない。
例えば、葛西臨海公園駅の周囲は居酒屋が皆無だし、二俣新町駅は居酒屋どころか、駅前にデイリーストアしかない。何がウォーターフロントだっつぅの。
さて、新木場駅の居酒屋事情。
千石橋の交差点にある「新木場センタービル」の中に「鬼平」という居酒屋。そして、もうひとつが駅前の「丸惣2」である。
「丸惣2」は厳密には居酒屋とはいえないかもしれない。定食屋がいつの日か、酒を出すようになり、やがて夕方にサラリーマンが詰め掛けるようになったと、そんなあんばいだろう。
同店の看板に掲げられている「新木場食堂」の文字がそれを物語る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/1f/bc0dbe7f7b5289d22bd14ee2e9e3a1c5.jpg)
わたしは、以前から気になっていた。この店のことを。
Sップオン・ツールズに訪れた帰り、2階にあるこの店を何度となく恨めしく見上げたことか
店の下から覗くとガラス張りの店舗が少しだけ見える。
「あっちの世界はどうなっているのか」。
わたしは、何度もため息をついたことか。
しかし、この店、不思議なことに、いつも必ず開いていた。何時であろうと。
大体、新木場に用事があるのは、午後が主なのだが、14時であろうと、16時であろうと、店は大体やっているのである。
看板を見て、ようやく理解できた。
なんと開店は10時30分なのである。
ということは、朝酒もばっちりなのである。
階段を上がると、自動ドア。自動ドアにはトータス松本さんがビール風飲料を飲むポスターが貼られている。その向こうには恐ろしく巨大な業務用の冷蔵庫が見える。
一体どんな店なのだ!
ドアを開けると、なんか拍子抜けした。
そこには魑魅魍魎とした世界はなく、ちょっと乱雑な学食のような雰囲気の店が現れたからだ。
大きなテーブルの一角には、初老の人たちが既に大勢で飲んでいる。
わたしは、店のほんの隅っこのカウンターに腰掛けて、陣取った。
そして、おもむろに壁に目をやると、「アサヒクリア生」が「350円」などと書かれている。
「よし、これにしよう!」と甲斐甲斐しく店を巡回するオヤジさんに「ビールね」と告げると、2分後に出てきたのは「スーパードライ」であった。
「アサヒクリア生」を飲む場合は、しっかり、この旨を意思表示しなければならない。
肴は厨房の際にあるカウンターにまとまって置いてある。それを自ら取るセルフ式。ちなみに、その時会計も行うというシステムだ。
驚くのは、その安さと種類の豊富さである。
最も安いのは90円の「焼き鮭」と「赤生玉子」か。とにかく、酒肴の種類が多く、どれをとろうかとても悩む。
次に目に付いたのが「冷奴」。これが僅かに130円だ。
いずれも、量はさすがにたいしたことない。だが、酒飲みなら、チビチビと色々なものを食べたくなるだろう。そんな酒飲みにはぴったりなお店といえる。
しかし、やっぱりわたしは貧乏性なのだ。
これら90円のメニューを買って、再びカウンターの席へと着いたのだった。実は「クジラベーコン」を食べたかったのだが、値段(失念)を見て、どうしても躊躇してしまうのだった。
酒肴は断然魚系が多いように感じる。それは、目と鼻の先に築地を控える強みだろうか。
だが、焼き鳥もしっかり用意されている。火はもちろん、炭火。
「つくね」「にんにく」「レバー」「鳥皮」「ネギ間」が各120円。ただし、これら5本セットを頼むと500円となる。
お酒の充実ぶりも素晴らしい。
ビール、ビール風飲料。酒2合が690円。1合が370円。もちろん焼酎もあるが、圧巻だったのが、カクテルまで各種取り揃えている点である。
店内のガラス窓からは強烈な西日が差し込んでおり、部屋を黄金色に輝かせている。
実はまだ17時前なのだ。
明るいうちから、一杯やれる、そんな食堂が近所にあればなぁ。この存在、、かなり貴重だと思う。
現在は昭和の臭いと哀愁と脱力感が漂う強烈に地味な町で、別の地域へ引っ越したら喘息が治ったと言われたら駄目で、当地区から余計に東京都心から遠くてもまだ人口増加中の地域は多いから整備を期待したいし、住宅も人口も増えれば地域や商業の活性化や土地や資産の有効利用、市税増加等もでき、高谷不動産や吉田不動産などの不動産業者は土地や家が売れて助かり、環境にも育児にも優しい住宅をとにかく供給でき、外環等の都市計画道建設や、建築時期が古い集合住宅の耐用年数が過ぎた際に居住不能になった場合の代替地としても使えます。
今は「何もない」や「引っ越せ」、「来るな」等と言われ続ける等の無改善ぶりで他地区との比較では遅れが目立っていますが、倉庫工場といった就業場所が多いから人口増加や発展の見込み十分で、市街化調整区域を残さず、早急な調整撤廃や区画整理等が望まれます。ゴミ焼却場にされている場所までありますが、焼却中心のゴミ行政廃止等の課題も多いです。