丸の内で仕事が終わり、ちょっと気分が良かったものだから、立ち飲みに行こうと思った。
丸の内の立ち飲み屋といえば「赤垣屋」と「呑んき」である。だが、今回わたしが目指したのは、ショッピング施設「OAZO」の中にテナントしている「IL BAR」だ。
ちょっと前に「OAZO」の中を散策した折に目撃した店である。
立ち飲み屋とくくってしまうにはちょっと抵抗がある。「スタンディングバー」と呼ぶのが適当かもしれない。さすが、丸の内って感じ。
深緑を基調とした店舗の看板は、どこかで見たことがある。そう、コーヒーショップの「PRONT」の派生店のようである。
3坪くらいの小さな店。そのうち厨房は1坪くらいか。
通路にも小さなテーブルが置いてあり、そこを含めると、もう少しスペースは広くなるが、それでも店はかなり小さい。
厨房周りのカウンターに5人。立ち飲みスペースに7,8人程度、通路スペースに6人程度がキャパシティか。
既に5,6人の客が立って飲んでいるが、さすがに丸の内、ブルーワーカーの客はひとりもいない。それどころか、わたしの右隣には女性の一人客がハイボールを飲んでいる。
まず、わたしは生ビールを頼んだ。
プレミアムモルツ。だが、580円とは高い。
立ち飲み屋ではちょっと法外ともいえる。
肴には「バジル生ソーセージ」(500円)をチョイス。
これだけで1000円を突破したが、この生ソーセージはその値段の価値はあった。
ハーブのいい香りが、心地よい仕事帰りのひとときをリラックスしたものにさせてくれる。
用意されている酒肴はそれほど多くもない。
だが、それぞれがユニークだ。
例えば「ハワイアンポチキ」(500円)。
ハワイに行ったことがないわたしにとって、それは一体、どんな食べ物か全く想像がつかない。
「スパイシーフィッシュ&シュリンプ」(600円)。
なんか、やけに食欲がそそられる。
生ビールを飲み終えて、さて何を飲もうか悩んだ。
「カンパリソーダ」、「カシスオレンジ」(各580円)といったカクテルって柄じゃないし、ワイン(580円)って気分でもない。
メニュー表を見ると、今巷を席巻する「ハイボール」がデカデカと掲載されている。
だが、わたしウィスキーにはからきし弱い。
「居酒屋さすらい」(放浪記)を始めて、はや6年目、この間わたしがウィスキーを口にしたのは、ただ一度きりのみである。
若い頃はバーボンにはまった頃もあったが、今では全く口にしなくなった。
だが、世間では今、「ハイボール」が人気を集めているようである。
「ちょっと飲んでみようかな」と思って、「角れもん」(480円)というのを頼んでみた。
肴は「スモークチーズ」(300円)。
「角れもん」はサントリーの「白角」をベースにレモンのスライスを浮かばせたものである。スライスといっても薄っぺらなものではなく、けっこう厚くぶったぎったものが出てきた。
一口飲んでみる。
実は、これが思いのほどうまかった。爽やかなのである。
そして、レモンがまたまろやかなのである。
これは、おぃしい。さすが、供給が追いつかない程に売れまくっている「白角」ハイボールである。
店内はジャズが流れ、体裁は一応バーといったあんばいだ。
雰囲気も悪くない。重厚なグラスに注がれた炭酸がちりちりと音を立て、口にもっていくと氷がグラスに当たる音が妙に心地よい。
この音が人を高揚させ、酔わせてくれる。
この音は街の立ち飲み屋では味わえない。
「角れもん」をお代わりしてしまった。
ついつい。
「スモークチーズ」の香りを愉しみながら、ハイボールの爽やかさを堪能する。
ちょっと値段は高いけれど、雰囲気も買ったと思えば、お釣りもくる。
支払いは交通系のカードも可。
わたしはsuicaで支払った。
ちょっと、いつもと違う立ち飲みで、わたしの心はすっかり洗われた。
丸の内の立ち飲み屋といえば「赤垣屋」と「呑んき」である。だが、今回わたしが目指したのは、ショッピング施設「OAZO」の中にテナントしている「IL BAR」だ。
ちょっと前に「OAZO」の中を散策した折に目撃した店である。
立ち飲み屋とくくってしまうにはちょっと抵抗がある。「スタンディングバー」と呼ぶのが適当かもしれない。さすが、丸の内って感じ。
深緑を基調とした店舗の看板は、どこかで見たことがある。そう、コーヒーショップの「PRONT」の派生店のようである。
3坪くらいの小さな店。そのうち厨房は1坪くらいか。
通路にも小さなテーブルが置いてあり、そこを含めると、もう少しスペースは広くなるが、それでも店はかなり小さい。
厨房周りのカウンターに5人。立ち飲みスペースに7,8人程度、通路スペースに6人程度がキャパシティか。
既に5,6人の客が立って飲んでいるが、さすがに丸の内、ブルーワーカーの客はひとりもいない。それどころか、わたしの右隣には女性の一人客がハイボールを飲んでいる。
まず、わたしは生ビールを頼んだ。
プレミアムモルツ。だが、580円とは高い。
立ち飲み屋ではちょっと法外ともいえる。
肴には「バジル生ソーセージ」(500円)をチョイス。
これだけで1000円を突破したが、この生ソーセージはその値段の価値はあった。
ハーブのいい香りが、心地よい仕事帰りのひとときをリラックスしたものにさせてくれる。
用意されている酒肴はそれほど多くもない。
だが、それぞれがユニークだ。
例えば「ハワイアンポチキ」(500円)。
ハワイに行ったことがないわたしにとって、それは一体、どんな食べ物か全く想像がつかない。
「スパイシーフィッシュ&シュリンプ」(600円)。
なんか、やけに食欲がそそられる。
生ビールを飲み終えて、さて何を飲もうか悩んだ。
「カンパリソーダ」、「カシスオレンジ」(各580円)といったカクテルって柄じゃないし、ワイン(580円)って気分でもない。
メニュー表を見ると、今巷を席巻する「ハイボール」がデカデカと掲載されている。
だが、わたしウィスキーにはからきし弱い。
「居酒屋さすらい」(放浪記)を始めて、はや6年目、この間わたしがウィスキーを口にしたのは、ただ一度きりのみである。
若い頃はバーボンにはまった頃もあったが、今では全く口にしなくなった。
だが、世間では今、「ハイボール」が人気を集めているようである。
「ちょっと飲んでみようかな」と思って、「角れもん」(480円)というのを頼んでみた。
肴は「スモークチーズ」(300円)。
「角れもん」はサントリーの「白角」をベースにレモンのスライスを浮かばせたものである。スライスといっても薄っぺらなものではなく、けっこう厚くぶったぎったものが出てきた。
一口飲んでみる。
実は、これが思いのほどうまかった。爽やかなのである。
そして、レモンがまたまろやかなのである。
これは、おぃしい。さすが、供給が追いつかない程に売れまくっている「白角」ハイボールである。
店内はジャズが流れ、体裁は一応バーといったあんばいだ。
雰囲気も悪くない。重厚なグラスに注がれた炭酸がちりちりと音を立て、口にもっていくと氷がグラスに当たる音が妙に心地よい。
この音が人を高揚させ、酔わせてくれる。
この音は街の立ち飲み屋では味わえない。
「角れもん」をお代わりしてしまった。
ついつい。
「スモークチーズ」の香りを愉しみながら、ハイボールの爽やかさを堪能する。
ちょっと値段は高いけれど、雰囲気も買ったと思えば、お釣りもくる。
支払いは交通系のカードも可。
わたしはsuicaで支払った。
ちょっと、いつもと違う立ち飲みで、わたしの心はすっかり洗われた。
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