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BASEBALL馬鹿 BLOG

アラフォー草野球日誌♯9

2009-06-10 13:30:10 | 草野球日誌
 サヨナラ!
 チーム史上初のサヨナラ勝ち!
 6月7日の対キューリアス戦のことである。
 
 3点差の劣勢から、終盤に同点に追いつき、そして最終回K二選手の左翼の頭上を襲う完璧な当たりで試合を決めた!

 K二選手は同点の適時打も放っており、素晴らしいプレーを存分に見せつけた。
 サヨナラのお膳立てをしたO田選手も忘れてはならない。中堅と右翼の中間に落ちる渋い安打を放って、サヨナラの走者に出た。
 彼が塁に出なければ、その後の歓喜に繋がらなかったことは言うまでもない。

 与四球が僅かひとつ、安定した投球とリードオフマンとしてチームをけん引したT木選手の存在がなければ、引き締まった試合になることもなかった。素晴らしい!

 今季初めてマスクを被った監督は見事盗塁を阻止。キャプテンが言うように「流れが変わったワンプレー」でその後のサヨナラゲームを演出した。

 モロ選手の1塁守備も光った。2つのファールフライを前進ポケットキャッチ。
 打球に対する反応が一歩遅ければ捕球は出来ていない。あのアウトが小気味のいいゲームのリズムを作った。

 Y布選手の守備は流麗だ。
 ショートライナーを捕球した守備は「さすが」と思わせた。

 スポーツは勝つことが目的だ。
 野球だってそれは変わらない。
 だが、野球はただ勝てばいいというものでもない。
 「美しく」勝たねばならない、と思う。

 それは歴史が証明している。

 今まで、野球を何年かやってきたけれど、自分自身で「美しい勝利だ」と思ったのは今回が初めてだった。
 そして、わたしを除く皆がその美しさの真ん中に居た。
 今回もわたしだけがまた何もしていない。

 そして、こうも思う。
 野球の神様は謙虚なプレー(ひたむきなプレー)に微笑む、と。

 同点に追いついた5回裏の攻撃はその象徴だった。
 監督の安打を足がかりにした4連打。
 各走者は次の塁を狙うことに貪欲だった。
 わたしは三塁コーチャーだったので、その積極的な走塁を間近で見た。

 何故、あの回に畳み掛ける攻撃を仕掛けられたか。
 それは、各走者の積極的な走塁と無関係ではない。
 そのひたむきさに野球の神様は我々に微笑んだのだと思う。

 もっと、ひたむきにならなければ。
 もっと謙虚にならなければ。
 もっと熱くならなければ。
 もっと・・・。
 もっと・・・。

 この勝利で、チームも、そして各選手個人も大きく成長すると思う。
 そして、打てず、守れなかったわたしも、様々なことに気付くことができた。

 次の試合も勝ちにいきましょう!

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