昨年、京都にて見事なケチっぷりを見せた、ふらいんぐふりーまんこと師と熊猫刑事。
アジア放浪の勢いもそのままに、国内の生活もやはりケチケチだ。
前回は、京風居酒屋の緩慢な対応が気に入らず(ケチケチだが、プライドは高い俺たち)、すぐさま店を後にし、せっかく京都にいるのにその後、「和民」で一杯(プライドは高いが、所詮ケチケチだ)。
今回は浦安にて半年ぶりの再会。
またしてもケチケチが炸裂した。
ここは浦安市北栄。
名前の通り、浦安市最北の地域だ。
そこで、半年ぶりに再会した師と熊猫で飯を食いにいく店選びでひと悶着あった。ここはネタとして、前回の「和民」に続き、「土間土間」(レインズコーポレーション)で腹いっぱい食べようぜ、と提案したのに、師は何故かのってこない。
どうやら、居酒屋チェーンで出される料理に混入されているとされる、化学調味料におののいている様子。そう、師はこのグルタミン酸ソーダにからきし弱い。
摂取すると頭が痛くなるのだという。
「ケチケチ=居酒屋チェーン」という図式を諦め、ここは自宅から徒歩1分という居酒屋を目指すことにした。
その名も「山田屋」。
浦安市のはずれにある住宅地の一角で営まれる本格居酒屋。何故、こんな住宅地の真ん中に飲み屋が…、と驚くほど、その立地は恵まれているとはいえない。だが、連日多くの客でごった返すほどの盛況っぷり。
わざわざ、浦安駅からタクシーを使って来る客も何度も見たことがある。
熊猫も何度か、来店をトライしたことがある。だが、常連が固めているのではないかという不安に駆られ、店の前で踵を返したことが幾たびもあった。「しかし、今日こそは」という決意を胸に店の前までいくと、その決意は見事に打ち砕かれるのだ。
だって、だってとにかく入りづらいんだぁ。
こうして、熊猫は「山田屋」をスルーして、浦安駅前の「まねき屋」に足を向けたのだった。
だが、 いかんせん浦安駅まで歩くのはちとしんどい。師も「山田屋」について「大丈夫だろう」と楽観的に構えている。
「えぇい、ままよ」とまたまた踵を返し、俺たちは「山田屋」の暖簾をくぐったのだった。
自宅から最も近い居酒屋として、長年恐れていた不安は店内に入った瞬間、煙のように霧散した。見たところ、決して常連ばかりが集う店でもないようだったのだ。
カウンター席はさすがになじみが多いのだろうが、入店して右側の小あがりには、近所のおばちゃん達数人が何かの打ち上げを行っている真っ最中だったし、店の奥のにも、おっさんら十数人が会合している様子だった。
少しビクついて入店(常連ばかしの不安が解消された今、彼らの新たな悩みは、『値段が高い』のではないかというケチケチ団恒例の動揺だ)した俺たちはお店奥側のカウンターに陣取り、腰を下ろしたのだった。
続く
アジア放浪の勢いもそのままに、国内の生活もやはりケチケチだ。
前回は、京風居酒屋の緩慢な対応が気に入らず(ケチケチだが、プライドは高い俺たち)、すぐさま店を後にし、せっかく京都にいるのにその後、「和民」で一杯(プライドは高いが、所詮ケチケチだ)。
今回は浦安にて半年ぶりの再会。
またしてもケチケチが炸裂した。
ここは浦安市北栄。
名前の通り、浦安市最北の地域だ。
そこで、半年ぶりに再会した師と熊猫で飯を食いにいく店選びでひと悶着あった。ここはネタとして、前回の「和民」に続き、「土間土間」(レインズコーポレーション)で腹いっぱい食べようぜ、と提案したのに、師は何故かのってこない。
どうやら、居酒屋チェーンで出される料理に混入されているとされる、化学調味料におののいている様子。そう、師はこのグルタミン酸ソーダにからきし弱い。
摂取すると頭が痛くなるのだという。
「ケチケチ=居酒屋チェーン」という図式を諦め、ここは自宅から徒歩1分という居酒屋を目指すことにした。
その名も「山田屋」。
浦安市のはずれにある住宅地の一角で営まれる本格居酒屋。何故、こんな住宅地の真ん中に飲み屋が…、と驚くほど、その立地は恵まれているとはいえない。だが、連日多くの客でごった返すほどの盛況っぷり。
わざわざ、浦安駅からタクシーを使って来る客も何度も見たことがある。
熊猫も何度か、来店をトライしたことがある。だが、常連が固めているのではないかという不安に駆られ、店の前で踵を返したことが幾たびもあった。「しかし、今日こそは」という決意を胸に店の前までいくと、その決意は見事に打ち砕かれるのだ。
だって、だってとにかく入りづらいんだぁ。
こうして、熊猫は「山田屋」をスルーして、浦安駅前の「まねき屋」に足を向けたのだった。
だが、 いかんせん浦安駅まで歩くのはちとしんどい。師も「山田屋」について「大丈夫だろう」と楽観的に構えている。
「えぇい、ままよ」とまたまた踵を返し、俺たちは「山田屋」の暖簾をくぐったのだった。
自宅から最も近い居酒屋として、長年恐れていた不安は店内に入った瞬間、煙のように霧散した。見たところ、決して常連ばかりが集う店でもないようだったのだ。
カウンター席はさすがになじみが多いのだろうが、入店して右側の小あがりには、近所のおばちゃん達数人が何かの打ち上げを行っている真っ最中だったし、店の奥のにも、おっさんら十数人が会合している様子だった。
少しビクついて入店(常連ばかしの不安が解消された今、彼らの新たな悩みは、『値段が高い』のではないかというケチケチ団恒例の動揺だ)した俺たちはお店奥側のカウンターに陣取り、腰を下ろしたのだった。
続く
しかし、そんなに俺達ってケチかなあ?まあ、当然のように富豪ではないけど。
俺の場合は自炊年月が長く、居酒屋で高いもの食うなら、自前で素材のいいの買って、家で食った方がうまいやって思っちゃうからなあ。酒も居酒屋の金額だと、十分にエビスビール飲めるからなあ。
また、高くて大した事なかったりしたら異常に腹立たしく思ったりするからなあ・・・。
あ!総合するとケチだなやっぱり。(苦笑)
次回放浪記も楽しみにしてるぞ、師よ。
それと対極にあるのが「熊猫刑事」なんだろうなぁ。
昨夜、このブログを書いていたら、いつのまにか、寝てしまっていたよ。別にもったいぶるわけでもないけれど、前後半に分けたんだよ。
「そんなに俺たちってケチかなぁ?」
って、言外に「オレは違うよ」と言ってないか?
ちなみにオレはケチだねぇ。
しかし、ケチっていう言葉と響きが悪いよねぇ。
浦安は屋系です。
近所にある居酒屋は気にはなるけれど、なかなか行けないもの。
今pんチの目の前にある「山城屋」さんも、なかなか行けないでしょ?
来月あたり、チャレンジしましょか。
ちなみに、西葛西に住んでいた時分も、2軒隣に「昭坊」っていう居酒屋があったけれど、やっぱり行かなかったなぁ。
「値段高くないかなぁ?!」という不安が押し寄せてくるの、非常に分かります(笑)。
私も所詮ケチケチです。
しかし、この一年間に行った居酒屋の数はスゴイ!(詳しくは左欄のブックマーク「まき子の酒」まで)
その百戦錬磨のまき子さんが、ビクつくなんて。ほんとうっスかぁ?
ちなみに「ケチケチ団」と「ホッピー研究会」は似て非なるものです。
「ごめん、俺らには高くてここでは食べられないよ。」って言って、お店出たことあったよね。
「なんでなんだよ!お前ら日本人なのに。」って言うお店の人に、
「ビコース ウィー アー プアー」とか、今考えると、言葉としても意味としてもかなり恥ずかしい言葉を発していた記憶がよみがえってきたよ。
ただ、メニューを見た上でお店を出るという行為自体については、全く恥ずかしいものではないと思うけどね。
ヨーロッパみたいにメニュー&価格表を表に出してくれてる飲食店が、日本でももっと増えればいいなあ。
それより、時価とかにビクともしない「富豪刑事」な身分に、一度なってみたいものだな。
「オレは1週間、塩ご飯で乗りきった」とかね。
今考えれば、だからどうなんだ、って気もするけれど、バックパッカー時代も、それに近いノリがあったねぇ。
あと、品物の値段。何故か、安く買った方が偉く、まぁ、それは値切り倒した、からなんだけだど。
今、考えれば不毛だよね。
しばらく、海外に行ってないなぁ。
そんな、自分のケチケチ度は海外に行けば、ある程度分かる気がするね。