15時15分、九段下で仕事が終わる。人生、予定通りにはいかない。想定していたのは、16時に仕事が終わり、その足で、いつものでもない店、「ふうすけ」に行くプラン。だが、この時間では早すぎる。ただ、門前仲町なら「魚三酒場」もあるし、立ち飲みだって、「ますらお」が開店しているはず。まずは、門仲に行ってみるか。
けれど、九段下から門仲までは、東京メトロ東西線で僅かに10分。15時半には門仲に着いてしまった。これはもう、「ふうすけ」に行く目はなくなった。余りにも時間が早すぎる。ならば、作戦を切り替えて、立ち飲みの「ますらお」に。「食べログ」の情報では、オープンが15時と書いていたが、階段を昇り、店の前まで行くと、店は準備中。なんと開店は16時となっていた。いや、もう30分も待てない。仕方ない。ネット情報に頼るか。すると、15時開店の立ち飲みがヒットした。さすが門仲。店は「ニューもつよし」。
早速、店に向かうと、「ニューもつよし」は、辰巳新道の裏側に店舗を構えていた。店名に、「ニュー」とあるから、てっきり新しい店かと思ったが、結構疲れている店だった。多分、立ち飲みラリー東西線編で、スルーしてしまった店かも。12年くらい前に門仲に立ち寄ったときは、葛西橋通りの南側ばかり攻めて、木場に進んでしまった。もしかすると、「ニューもつよし」が12年前からあったか否かは分からないが、スルーしてしまったのかもしれない。
さて15時35分、「ニューもつよし」に潜入してみた。ビールサーバーには、生ビールと「酎ハイ」とおぼしきハンドルを見つけた。ビールメーカー系の「酎ハイ」かも。
店の奥に1台の券売機。なるほど、店は食券制のようだ。
「ホッピー 白」(400円)。
「もつ煮込み」(300円)。
「もつ焼き 3本」(360円)。
以上、3枚の券を購入した。
「もつ焼き」は、好きなものを選ぶことができる。ボクは、「タン」、「ハツ」、「ねぎま」を「塩」でチョイスした。
「もつ煮込み」は、店内の大鍋で調理。店主おすすめというから、かなり期待を持たせてくれる。スープは味噌仕立て。ややあっさり系だ。
焼き物は、一旦焼いたものを、再び焼き台で温め直すというもの。このため肉が硬い。
一人の先客がいて、店主と有馬記念の話題で盛り上がっている。食器棚に、吉田類氏の本がある。「ニューもつよし」が掲載されているのか。それとも、店主の探究心からか。
「ホッピー」一杯目をすぐさま飲み干し、さて中の焼酎をおかわりしようと、券売機に向かったところ、信じられないことに、「焼酎中身」が300円とあった。随分高額だ。はじめは、かなり量の多い焼酎を注いでくれると期待したが、300円の「ナカ」は、一回分のおかわり分だった。この値段設定は衝撃だった。仮に「ナカ」を2杯おかわりすると、「ホッピー」は1,000円ということになる。これなら「酎ハイ」(300円)の方が安価だ。
「本日のおすすめ」が、ホワイトボードに書かれており、つまみは200円から。メニューは豊富で、いろいろ楽しめる。その中から、「マカロニサラダ」(300円)を選んだ。これが、結構なボリュームがあった。二つの山で盛られたマカサラは、他店ではあまり見たことがない盛り 。マヨネーズ比率が高く、ボクはそれが好みだけど、人によっては賛否が分かれるかもしれない。
店はそれほどきれいとはいえない。女子にとって厳しいだろうと思っていたら、東京メトロのCMの撮影で石原さとみさんが来店していた。随分と思いきった店のチョイスだと思う。
ねじり鉢巻の店主は、はじめ一癖あるかと思ったが、悪い人ではなさそう。手作りメニューをもう少し味わってみたかったが、支払い金額が2,000円を僅かに越え、予算オーバー。立ち飲みは1軒あたり、2,000円未満が理想というボクのリミッターが働いてしまい、店を後にした。
もう一軒、南側に行ったところに座って飲む、もつよしが有りましたが今は立ち食いそば屋になってます。
ニューもつよしの場所は以前は石狩ラーメンってラーメン屋でした。
店名に「ニュー」とあるので、ニューじゃない店舗もあるかと思っていましたが、そんな事情がありましたか。
いろいろ事情がありそうですね。
正直、美味しいとまでは行きませんよね。
随分、茅場町には行ってないです。
今回、久しぶりに門仲に行きましたが、街はやっぱり少しずつ変わってますね。
「ニューもつよし」も、見た目はもう「ニュー」じゃないし。
多分、今年はもう、「ふうすけ」には行けないと思います。あとは、「光栄軒」に、一縷の望みを託します。
多分、明日か明後日です。
先週から体調がイマイチなので今日は抜くとして明日もヘビーなのはどうかなと。
あまり、ご無理なさらずに。
年明けもまだまだチャンスはありますよ。
「光栄軒」だけでなく、「秋元屋」、「ふうすけ」、「鳥勝」さんとか。
自分も今日は休肝日です。