かみさんに経理を手伝ってもらったお礼にホテルブッフェに行くことにした。かみさんが要望したホテルは意外なことに恵比寿の「ウェスティンホテル」だった。昔、結婚した時、実母に招待され、昼飯を食べたことがある。かみさんは「楽しくておいしかった」と言った。
かれこれもう20年も前のこと。この20年間、その話題になったことはない。だから、意外だった。
お高いホテルランチはなかなか行けないが、それでも時々、ほんの時々行くことはある。お高いホテルは内装やインテリアで圧倒されるが、この「ウェスティンホテル」のインターナショナルレストラン「ザ・テラス」は自分好み。自然光が入り、明るさがちょうどいい。我々にあてがってくれたテーブルと椅子も体に馴染む。これだけで、もう大枚はたいた価値がある。
まずはスパークリングワインをボトルで貰った。あとはもうおいしいものをちょっとずつ取りに行っていただく。
和洋中なんでもあり、そして品数多し。見てるだけで楽しい。
ローストビーフは2回おかわり。
さて、この欄をなんの「さすらい」に当てはめるか悩んだ。
居酒屋の訳ないし。どうしたものか。
一通り料理をいただいた後の〆をどうするかと考え、思案した。結論として、カレーとラーメンは外せない。
まずはカレーだ。
小鉢にご飯を小盛りにしてとろっとろのカレーソース。
持論としてはホテルカレーにハズレなし。だってコスト度外視だから。コクを出すためにお金をかけている。だから、味わいは三重奏、四重奏のオーケストラ並。
カテゴリ的には欧風カレーなのかしら。
あまりにもおいしいから、がっついて食べたらすぐなくなった。もう一杯いこうと思ったがここは自重。
次はラーメン。これは調理する人がいて、盛り付けもやってくれる。だからちょっと並ぶのだが、そこは我慢。
由緒正しき鶏ガラのラーメン。これもまたうまし。
〆はまだまだ終わらない。デザートは別腹だから。
最後は「クレミアソフトクリーム」。プレミアのさらに上をいくというクレミア。バニラとチョコのダブル。生クリームがたまんない。
これもまたもう一回おかわりに行きたくなった。
でも実際、腹はもうパンパンなんだけどね。
まさに酒池肉林とはこのことなのかな。
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