「キリンシティ」と並ぶ東京駅地下の双璧といえば、ここ「ニュートーキョー」だろう。
どっちかといえば、この「ニュートーキョー」は、「キリンシティ」よりずっと大衆臭い。だから、店内のテンションはやや高めである。
だが、ビールへのこだわりという点では、さすがだなと思わせるものばかりだ。
東京駅には2つの「ニュートーキョー」があるが、八重洲の地下街にある店はサッポロのビールを取り扱う。
黒ラベルのレギュラーが880円。
陶製のシュタインジョッキで運ばれてくる。
これがまたビールの泡を引き立ててくれるのだ。
更には「エーデルピルス」の樽生があるのも嬉しい。これはキリンのハートランドより希少性は高いと思う。
サッポロのラインナップとしてヱビスブランドがあるのも大きい。スタウトとエールがあるのは、なんとも心強い。
ビールのお供には「カクテルウィンナー」(650円)か「チョリソーソーセージ」(650円)だろう。
ヘルマン工房の製法で作られたこれらは、さすがにビールとの相性は抜群だ。
ひとつ気になるメニューを見つけた。
ニュートーキョー名物という「カミカツ」というメニューだ。
一見、わらじのようなカツなのだが、いかんせん980円という金額が、注文するのに躊躇を与える。
これはちょっと高い。
3人程度でシェアできるのがいいだろう。
ちょっと気になることがあった。
わたしたちが2人で話していると、店員さんが強引に間に入ってきて、キャンペーン中のメニューの宣伝を始めた。気持ちは分かるが、タイミングをもう少し測ってもいいのではないかと思うところだ。
「キリンシティ」よりカジュアルなところが気取っておらずいいし、昼間の11時からのオープというのもすばらしい。
陶製のジョッキで飲めるのも、ここならでは。
うまいビールが飲みたくなったら、ここに来ればいいが、どちらかと言えば大人数向きなので、わたしのような一人ノミストには向かないのが難点かな。
※ 写真は同店のHPより拝借
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