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居酒屋さすらい 0830 - ValueなBalu - 「オッジ・ドマーニ」(仙台市青葉区中央)

2015-02-26 22:53:21 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

「鳥紀」を出て、階段を昇り、地上に出ると、頭上には月が浮かんでいた。満月ではないけれど。

「萩が咲き乱れる宮城野の空に浮かぶ満月」。

さて、帰ろうかと仙台へと向かうと、数分もしないうちに立ち飲み屋を見つけた。女性が店頭まで溢れて、酒を飲んでいる。

バルだ。仙台にもバルがあるのか。

立ち飲みを見つけると、入店せずにはいられない、悲しき性。

気が付いたら、ボクはその店「オッジ・ドマーニ」のカウンターに立っていた。

 

金ピカの手すりがついており、瀟洒な雰囲気が漂う。目の前に黒板があり、メニューが書かれている。

「アヒージョ」「タパス」。ふむふむ。スペインバルか。

5、6年前はほとんどなじみのなかったこれらの単語も、今やもうすっかり定着した。

 

飲み物は「ギネス」をパイントで。

つまみは「ムール貝のシェリー蒸し」(500円)。

 

スペインバルといえば、ムール貝。それは、欧州サッカーとともに文化も輸入されたといってもいいだろう。

例えば、Numberの後藤健生氏のサッカー紀行。或いは、金子達仁氏と馳星周氏のサッカー文章には、必ずといっていいほどムール貝が登場する。スペインバルには欠かせないムール貝。

 

もっとも、サッカージャーナリストらが食べたムール貝は生。シェリー蒸しはちょっと違うが、これも最高にご機嫌だった。

もうニンニクの薫りがたまらない。ギネスがすすむすすむ。

 

周囲を見渡すと、女性客がやたらと多いことに気が付く。

ボクの隣も女性だった。数十分前までいた「鳥紀」とは全く違う店内の風景と雰囲気。

女性らの声が店内を包む。音楽はほとんど聞こえない。

 

「ショートパスタ」というメニューが気になる。

ペンネ。ニョッキ。

金額も400円、500円とそう高くはない。「タパス」もほぼ500円。

ワンコインでこの料理が食べられるのは素晴らしい。

六本木や恵比寿のバルではこうもいかない。

 

もう少し、食べて行きたかったけれど、もうお腹が満腹。

またの機会にしよう。

価値あるバル。

また行きたい。

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