品川駅の港南口を歩く。
15年前とは隔世の感がある。今は新幹線の駅も出来て、本当に都会的になったが、かつては、排水溝のようなトンネルを延々とくぐって、港南口に出たものである。港南口を出ると目の前には汚い食堂と吉野家があって、それ以外は荒涼たる景色があったものである。
だが、今はもうその面影はない。吉野家はまだ健在だが、もはやコスモポリタンの風情である。
そこに立ち飲み屋を探すのは無謀のように思えた。
それまでのわたしは実はよく知らなかったが、吉野家の裏手にもの凄く狭い路地があり、奮い飲食店が密集しているところがあり、わたしはつい足を踏み入れてしまった。
このエリア、本当に凄い。まるで香港のようで、わたしはその路地に魅了された。だが、立ち飲みはそこにはなかった。
さて、帰ろうかと思った矢先、1軒の居酒屋が目に付いた。そこはビニールシートに覆われており、見栄えはいいとはいえなかったが、その透明ビニールの向こうは、立ち飲みだった。
早速、ビニールシートの切れ目から中に進入し、わたしはカウンターに陣取ったのである。屋台ではないが、屋台のような雰囲気である。
姉御のようなお姉さんが出てきて、わたしに注文を聞く。
「生ビール」を頼んだ。ビールはヱビス、500円はちょっと高いと思う。面白いところでは「男前」と呼ばれる特大ビールがあること。どのくらいの大きさの代物か分からないが、1000円もする。
ともあれ、つまみには「味噌もつ煮こみ」(350円)をチョイスした。
けっこう、こってり系のそれは、味は悪くないが、量が少なかった。コストパフォーマンスとしてはちょっと物足りない。ただ、中に煮玉子が入っている点が他と違う。この試み、ちょっと評価。
生ビールを飲み終え、「チュウーハイ」(350円)に切り替えた。
メニューを何気なく眺めていると、17時から19時まで「チョイチョイセット」というのがあることに気がついた。ドリンク2杯と小皿2皿、そして串揚げが6本というこのセット。金額がいくらなのか失念したが、わたしは途中でそれに切り替えることにした。
とりあえず、ドリンクはこれでおしまいだったが、追加で「チュウーハイ」をオーダー。串揚げを食すのにホッピーがないのは厳しい。
結論としては、この立ち飲み屋には一貫性が感じられない。串揚げ屋なのか、それともオーソドックスな立ち飲みを目指しているのか、分からない。また、値段設定が不明。メニューを見て気がついたのだが、最初に出てきた「お通し」に200円もとられた。立ち飲みで「お通し」代をとられたのは初めてである。そして、生ビールが500円という高額さ。立ち飲みのメリットが感じられない店であった。
15年前とは隔世の感がある。今は新幹線の駅も出来て、本当に都会的になったが、かつては、排水溝のようなトンネルを延々とくぐって、港南口に出たものである。港南口を出ると目の前には汚い食堂と吉野家があって、それ以外は荒涼たる景色があったものである。
だが、今はもうその面影はない。吉野家はまだ健在だが、もはやコスモポリタンの風情である。
そこに立ち飲み屋を探すのは無謀のように思えた。
それまでのわたしは実はよく知らなかったが、吉野家の裏手にもの凄く狭い路地があり、奮い飲食店が密集しているところがあり、わたしはつい足を踏み入れてしまった。
このエリア、本当に凄い。まるで香港のようで、わたしはその路地に魅了された。だが、立ち飲みはそこにはなかった。
さて、帰ろうかと思った矢先、1軒の居酒屋が目に付いた。そこはビニールシートに覆われており、見栄えはいいとはいえなかったが、その透明ビニールの向こうは、立ち飲みだった。
早速、ビニールシートの切れ目から中に進入し、わたしはカウンターに陣取ったのである。屋台ではないが、屋台のような雰囲気である。
姉御のようなお姉さんが出てきて、わたしに注文を聞く。
「生ビール」を頼んだ。ビールはヱビス、500円はちょっと高いと思う。面白いところでは「男前」と呼ばれる特大ビールがあること。どのくらいの大きさの代物か分からないが、1000円もする。
ともあれ、つまみには「味噌もつ煮こみ」(350円)をチョイスした。
けっこう、こってり系のそれは、味は悪くないが、量が少なかった。コストパフォーマンスとしてはちょっと物足りない。ただ、中に煮玉子が入っている点が他と違う。この試み、ちょっと評価。
生ビールを飲み終え、「チュウーハイ」(350円)に切り替えた。
メニューを何気なく眺めていると、17時から19時まで「チョイチョイセット」というのがあることに気がついた。ドリンク2杯と小皿2皿、そして串揚げが6本というこのセット。金額がいくらなのか失念したが、わたしは途中でそれに切り替えることにした。
とりあえず、ドリンクはこれでおしまいだったが、追加で「チュウーハイ」をオーダー。串揚げを食すのにホッピーがないのは厳しい。
結論としては、この立ち飲み屋には一貫性が感じられない。串揚げ屋なのか、それともオーソドックスな立ち飲みを目指しているのか、分からない。また、値段設定が不明。メニューを見て気がついたのだが、最初に出てきた「お通し」に200円もとられた。立ち飲みで「お通し」代をとられたのは初めてである。そして、生ビールが500円という高額さ。立ち飲みのメリットが感じられない店であった。
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