雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

R200SSをエクステンダーする。(2ndシ-ズン)

2013年08月07日 | 機材
この記事タイトルを使うのは2回目です。
前回記事はブログ開設してまもない
12/13 でした。
最近はVixen R200SSにエクステンダーを付けて拡大撮影する事の方が多くなりました。
系外銀河などを撮ろうとすると短焦点反射のf=800mmでは、
小さくしか写ってくれないのがその理由です。
( Canon EXTENDER はいずれも中古品購入。 Vixen純正エクステンダーは現在は販売中止? )

R200SSと手持ちのエクステンダーの組み合わせは以下の通りです。
Canon EXTENDER EF1.4× 合成f=1,120mm
Vixen 純正エクステンダー 合成f=1,500mm・・・・・
Canon EXTENDER EF 合成f=1,600mm
* Canon EXTENDER使用時は、本体にコマコレクタを組み込んで使用しています。

拡大率の比較
(撮影画像は中央部分を等倍トリミング・・・画像クリックで全体表示
* 撮影日時・露光時間・使用カメラは異なります。

・・
 R200SS本体(コマコレクタ装着) のみ 

・・
 R200SS本体(コマコレクタ装着) + Canon EXTENDER EF1.4× 

・・
 R200SS本体 + Vixen純正エクステンダー 

・・
 R200SS本体(コマコレクタ装着) + Canon EXTENDER EF2× 

★ エクステンダー使用のメリット ★
★ 見かけの小さな対象を、拡大撮影する事により対象の描画画素数が増加。
☆ 拡大する事により、見かけの分解能が上がる??

★ エクステンダー使用のデメリット ★
★ 露光時間が何倍も必要。 1.4X ⇒ 2倍、2X ⇒ 4倍
★ 合成焦点距離に比例して、より厳しいガイド精度が求められる。
★ 撮影対象の導入がむずかしくなる。(特に目盛環導入の場合)
★ レンズ構成が複雑になる事によりコントラスト低下。
★ シーイング(大気のゆらぎ)の影響を受けやすくなり、星像が肥大化。
☆ 総合的に、拡大により見かけの分解能(切れ味)が下がる??

つまり、エクステンダー使用で
撮影時のハードルは明らかに高くなるが、
その効果は明確ではない!

実際の撮影画像による検証
( 見かけの大きさを揃えてあります。・・・画像クリックで全体表示 )

R200SS(コマコレクタ装着・・・ Canon EXTENDER EF1.4×・・・ Vixen 純正エクステンダー
・・・・f=800mm(F4)・・・・・・合成f=1,120mm(F5.6)・・・合成f=1,500mm(F7.5)









まだ画像はあるけど・・・、重くなるのでこの辺で。

さあ、エクステンダーの効果はあったのか?
あなたの判定は!!
R200SS持ってないので、興味ありましぇ~ん。
あっ、そうですか ・・・

お後がよろしいようで。

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やっと梅雨が明けたといっても暑くなっただけで、雲だらけじゃん。
もう新月期なのに・・、ほんとに「雲の上には宇宙(そら)」だね。
冬でもないのに・・

雲上くもがみ
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コメント (7)
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