雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

星を撮るならどこに住む?『全国夜間晴天日数調査』

2015年01月05日 | 天体写真よろず話
やっとおとそ気分が抜けてきたのですが、当分撮影の方はできそうもないので
こたつの中でできる事をやってみました。
雪国に住む者のひがみから始まった『全国夜間晴天日数調査』。
今回は2014年までのデーターを加えて報告します。
調査方法は昨年の記事
を参照願います。

まずは 昨年2014夜間晴天日数 の調査結果です。
特に8月が例年に比べてほとんど晴れない所が多かったようです。

グラフをクリックすると過去10年間(新潟・長野は14年間)の平均が表示されます。














さて、この調査を始めた私の居住地である雪国越後の上越市の天気ですが、
gooにはありませんでしたので、地理的に新潟市と富山市の中間として算出しています。
8月は例年の半分、それでも4夜となっていますが実際に撮影できたのは1日だけ。
天気区分では「晴れ」でも月明かりもあり、撮影に向いている日は更に限られるようです。

これまでの10年間(新潟・富山・長野は14年間)の平均で比較してみました。

調査した中では
年間で最も夜間晴天日数が多いのは・・宮崎 116.
年間で最も夜間晴天日数が少ないのは・・秋田 47.
同じ日本なのに倍以上の開きがあります。
最も夜間晴天日数が多い月と都市は・・1月 東京 15.
最も夜間晴天日数が少ない月と都市は・・1月 秋田 0.
まるで昼と夜ほどの違いがあります。

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雪国に住むものとしては、冬の鉛色の空が恨めしいのですが、
都会は都会で、いくら晴れても光害で結局遠征に出かけなければ・・
なかなかうまくいかないですね。
今夜は晴れるかもしれませんが、丸い月でお休みします。

500本を超えるこれまでの全記事リストは、 こちら から。
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グラフ作成の元となった、都市別・年別の調査結果を参考に掲載します。
年別の変化を調べると温暖化による天候の変化もわかるかも知れません。
コメント (10)
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