雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ピンチヒッターR200SS 力みすぎて コケる(その1)

2016年04月10日 | 機材
しばらくブログの更新をしていませんでしたが、VC200Lをコンクリート面に落下させた事で
泣き暮らしていた訳ではありません。

補修用に注文したVC200L鏡筒パイプの到着が遅れていたのですが
貴重な新月期につき、星が見えれば撮らないわけにはいきません。
もし晴れたらコレクターPHを装着したR200SSをピンチヒッターとして登場させるべく
光軸の追い込みを行っていました。
完璧な光軸調整ができれば、エクステンダーを付けて春の系外銀河を狙わせるという作戦です。

2月12日amにR200SS+コレクターPH(f=760mm)で撮った一枚画像ですが、片側で星像が流れています
これまでにも光軸調整は行ってきたのですが、今回は特にコンパクトデジカメ LUMIX を最大限活用して、
調整状況の可視化を行いました。
レンズ鏡胴が2インチアダプターにピッタリはまります ↑ (上の写真はVC200L調整時のもの)


今回はレーザーコリメーターの芯出しに スムーズに回転するワイドアダプター DX が役に立ちました

光軸調整をやりはじめた矢先にGPV予報 で 5日夜に晴れるとの事で中途半端なまま撮影準備。
オフセット位置の調整 前後 

青い円に十文字が接眼筒の縁の円から割り出した中心になります

結局 5日の夜は翌朝2時まで待ったのですが、予報がはずれて空振りになりました。
ただ雲の切れ間でピント合わ時に撮った星像は、以前よりひどいものでした。

そこで、レーザーコリメーターで再度 主鏡の傾き調整を行った結果が下の写真です。
R200SSの接眼部にLUMIXを挿入して撮った画像
撮影画像の中心(対角の交点)がレンズ光軸(=レンズ鏡胴の中心)なら文句なしだったのですが、
実際は少しずれていて、さらにズーム比によっても光軸の位置が変化する事がわかりました。
そこで手持ちのペイントソフトを使って、接眼筒の縁から中心を割り出ししています。

そして再び8日夜に晴れる予報が出たのですが、その日の昼過ぎに待っていたものが届きました。
VC200L用鏡筒パイプ 代引き送料込みで¥26,222でした
ここで開封すると、この夜のピンチヒッターによる撮影計画が台無しになります。

そして迎えたその夜は、透明度も悪く、湿度はほぼ100%という中で撮影を行いました。
防犯灯にライトアップされた 我が家の桜は満開でした

その夜は3タイトル撮る事ができたのですが、成果は・・ (次回に つづく)

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ピンチヒッターとして、前から気になっていた
R200SSの光軸調整にまで手を付けたものだから大変。
内心、VC200Lの修復がダメだった事も考えての事です。

雲上くもがみ
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コメント (2)
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